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10分以内で読める木暮理太郎の短編作品

青空文庫で公開されている木暮理太郎の作品の中で、おおよその読了目安時間が「10分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。

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作品名著者読了時間人気
美ヶ原木暮理太郎
10分以内
筑摩山脈の武石峠が日本アルプス殊に北アルプスの好展望地であることは、『山岳』五年三号の附録中村清太郎君筆の「冬季信州武石峠より望める日本アルプス略図」に依って世に紹介されてから、山岳の展望に趣味を持つ程の人で知らぬ者は無い位有名になった。
八ヶ峰の断裂 木暮理太郎
10分以内
八ヶ峰というのは、鹿島槍ヶ岳と五竜岳との間にある山稜の一大断裂に名付けられた称呼であって、峰とは呼ばれているが実は隆起した地点ではない。
尾瀬雑談木暮理太郎
10分以内
尾瀬の記事は既に書き尽されてあるから、この上の剰筆は真に蛇足であるに過ぎないが、敢て二、三の見聞をここに載せることにした。
嘉陵紀行木暮理太郎
10分以内
『嘉陵紀行』は徳川幕府の頃、三卿の一であった清水家の用人村尾正靖の著である。
古図の信じ得可き程度木暮理太郎
10分以内
古図を閲覧するに当りて何人も抱く可き疑問は、其(その)図が輯製の当時既に知られたる事実を、果して如何程まで広く採録せりや否やといえることなる可し。
金峰山木暮理太郎
10分以内
秩父山塊の金峰山は、私の古い山旅の朧げな記憶の中では、比較的はっきりしている方である。
紙魚こぼれ木暮理太郎
10分以内
大田蜀山人の『半日閑話』の中に「信州浅間岳下奇談」と題して次の記事が出ている。
秩父のおもいで木暮理太郎
10分以内
秩父の数多い山の中で、高さに於ても姿に於ても、金峰山は一際すぐれて群を抜いている。
鹿の印象木暮理太郎
10分以内
大井川奥の田代から入って三伏峠まで、十数日に亙(わた)る南アルプスの縦走を企てたことがある。
初めて秩父に入った頃木暮理太郎
10分以内
当初、山を愛好する一部の人々の間にのみ行われていた登山が、一般世間からは物ずきの骨頂と蔑視されながらも、勇敢に口や筆で夫等の人々が宣伝につとめた努力は報いられて、次第に同好者を獲得することに成功し、後年の隆盛を想わせる曙光にも似た明るい前途を約束し得るに至ったことは、誠に愉快なことであった。
冬の山木暮理太郎
10分以内
都大路に木枯が音ずれて、街路樹の梢が日に増しあらわになりまさる頃になると、濁りがちな空の色も流石に冴えて、武蔵野をめぐる山々の姿が、市中からも鮮に望まれる日が多くなる。
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