山村暮鳥の全作品
青空文庫で公開されている山村暮鳥の全作品を、おすすめ人気順で表示しています。
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作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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雲 | 山村暮鳥 | 60分以内 | |
人生の大きな峠を、また一つ自分はうしろにした。 | |||
風は草木にささやいた | 山村暮鳥 | 1時間〜 | |
此の書を祖國のひとびとにおくるなんぢはなんぢの面に汗して生くべし人間の勝利人間はみな苦んでゐる何がそんなに君達をくるしめるのかしつかりしろ人間の強さにあれ人間の強さに生きろくるしいかくるしめそれがわれわれを立派にするみろ山頂の松の古木をその梢が烈風を切つてゐるところをその音の痛痛しさその音が人間を力づける人間の肉に喰ひいるその音のいみじさ... | |||
聖三稜玻璃 | 山村暮鳥 | 30分以内 | |
[#ページの左右中央]太陽は神々の蜜である天涯は梁木である空はその梁木にかかる蜂の巣である輝く空氣はその蜂の卵である。 | |||
小川芋銭 | 山村暮鳥 | 30分以内 | |
物其のものはそれ自らに於てことごとく生命の一の象徴でなければならぬ。 | |||
或る淫売婦におくる詩 | 山村暮鳥 | 5分以内 | |
女よおんみは此の世のはてに立っているおんみの道はつきているおんみはそれをしっているいまこそおんみはその美しかった肉体を大地にかえす時だ静かにその目をとじて一切を忘れねばならぬおんみはいま何を考えているかおんみの無智の尊とさよおんみのくるしみそれが世界の苦みであると知れああそのくるしみによって人間は赦されるおんみは人間を救ったおんみもそれですくわれたどんなことでもおんみをおもえばなんでもな... | |||
窓にて | 山村暮鳥 | 5分以内 | |
うらの窓から見るとすぐ窓下の庭にあるひねくれ曲った一本の木すっかり葉っぱの落ちつくしたそれは大きないちじくの木だそこに槇の生垣があるその外は一めんの野菜畠で菜っぱや大根が葱もいっしょに青々としているその上をわたってくる松風や浪の音朝々のきっぱりした汽船の汽笛みよ雪のようなけさの大霜を河向うの篠やぶでは鵙(もず)がひきさかれるような声をして鳴いているふたたび裏庭のいちじくの木をみるといまま... |
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