5分以内で読める青空文庫の短編作品
青空文庫で公開されているすべての著者の作品の中で、おおよその読了目安時間が「5分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
|---|
青空文庫で公開されているすべての著者の作品の中で、おおよその読了目安時間が「5分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
|---|
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
|---|---|---|---|
| 春 | 牧野信一 | 5分以内 | |
日暮里の浅草一帯から、大川のはるか彼方の白い空がいつもほのぼのと見渡せる、その崖のふちの新しい二階家の――どうしたことか、その日は、にわかな荒模様、雨や雪ではなくつて、つむぢ風の大騒ぎだつた。 | |||
| 読んだ本 | 牧野信一 | 5分以内 | |
今僕の枕元には、ジイド全集の第四巻と久保田万太郎氏の「月あかり・町中」の二部があるのみ。 | |||
| はがき通信 | 牧野信一 | 5分以内 | |
あちこちと出歩いて居りましたため御返事申おくれました。 | |||
| わが最も愛する作中人物 | 牧野信一 | 5分以内 | |
一、貴方の最も愛せらるゝ小説・劇・映画の作中人物 二、右愛せらるゝ理由 一、樋口一葉『たけくらべ』の美登利。 | |||
| 最近注目した長篇・短篇小説に就て | 牧野信一 | 5分以内 | |
一、最近注目した長篇(中篇)小説 二、最近感心した短篇小説 二、宮城聡「樫の芽生」、石浜金作「遁走記」 | |||
| 「樫の芽生え」を読みて | 牧野信一 | 5分以内 | |
宮城聡氏の「樫の芽生え」なる小説を読んで、私は痛感に堪えられなかつた。 | |||
| 久保田万太郎 | 牧野信一 | 5分以内 | |
きのふしばらくぶりで東京へ行き「文藝通信」の机でこれを書かうと二時間あまりもぼんやりしてゐたが久保田さんときくといつそ目の前の電話機をとりたくなつて、だがとうとうその決心もつかなかつた。 | |||
| 冬日抄 | 牧野信一 | 5分以内 | |
(手紙を書く) * 空想は自然の隈どりだ、櫟林の奥で捕獲した一個のムラサキ蝶を験めようか! 樺色地に薄墨の豹紋を散らして、光りの屈折に随つては、真紫に輝く見るも鮮やかな幻色を呈するのだ。 | |||
| 僕の酒 | 牧野信一 | 5分以内 | |
悪い酒であります。 | |||
| 今年の文壇を回顧する | 牧野信一 | 5分以内 | |
一、昭和八年度文壇は貴下に如何なる感想を与へましたか 二、本年中で発表された作品で最も印象に残つたものは何ですか 二、あらためて振り返つて見ると、小生は今年あちこちと、さ迷ひ回つてゐたゝめに殆ど何も読まなかつたらしいのです。 | |||
| 私が占ひに観て貰つた時 | 牧野信一 | 5分以内 | |
自分からすゝんで占ひを観て貰つたことはないが、十七八歳の頃祖母が突然小生の面上のほくろを気にしはぢめて、占ひ者に謀り、何れと何れとを抹殺すべきかと二三を指摘し、さて占者は小生を静座せしめて、はたとその面を睨めて物凄い声で気合ひをかけた。 | |||
| 私の崇拝する偉人 | 牧野信一 | 5分以内 | |
一、崇拝する偉人 一、現存の人の裡世界第一の偉人と思惟する人 一、右理由 一、プラトー、シェイキスピア、ゲーテ 一、アインシュタイン | |||
| 五月六日 | 牧野信一 | 5分以内 | |
一ぺん朝はやく起きたのであつたが、ゆうべから読みかけてゐた「ライネケの話」といふおとぎばなしを感心しながら読んでゐるうちに、うと/\してしまつて風谷龍吉君に起されると、お午だつた。 | |||
| 春の手紙 | 牧野信一 | 5分以内 | |
冬の朝の日差しが深々とした縁先で、去年のノートを拡げてゐると、不図、書きかけの手紙の一片が滾れ落ちた。 | |||
| 写真に添えて | 牧野信一 | 5分以内 | |
この家の納屋で僕は斯んな奇妙な自転車を発見した。 | |||
| 私の万年筆 | 牧野信一 | 5分以内 | |
西暦一九〇三年の?月――日露の講和会議が米のポーツマスに開催されると決定された数ヶ月前に、一人の日本学生が、急にホワイトハウスの何課かに雇入れられました。 | |||
| 大音寺君! | 牧野信一 | 5分以内 | |
いつも僕は野球の期節になると何よりも先に屹度大音寺君のことを思ひ出す。 | |||
| 手紙 | 牧野信一 | 5分以内 | |
お手紙拝見。 | |||
| 山の見える窓にて | 牧野信一 | 5分以内 | |
私はこの町(芝区三田――)で、はじめての春を迎へた。 | |||
| 一九三二年に計画する | 牧野信一 | 5分以内 | |
初歩ラテン・ギリシヤ語及び博物の机上研究を計劃します。 | |||
| 南風譜・梗概 | 牧野信一 | 5分以内 | |
滝本守夫が父親を失つた後の家庭上の紛争に取り囲まれながら異母妹のローラのアメリカからの訪れを待つてゐるうちに、友達の妹(森百合子)の家出の事などを中心にして彼方此方に様々な形の低気圧が起らうとしてゐる明るい海辺の村の面貌を写し来つたのです。 | |||
| なつかしき挿話 | 牧野信一 | 5分以内 | |
震災後、未だ雑誌「新演芸」が花やかであつた頃、作家の見たる芝居の印象――といふやうな欄があつて、僕も二三度此処に登場したことがある。 | |||
| 驚いた話 | 牧野信一 | 5分以内 | |
去年の冬であつた。 | |||
| 今年発表した一ばん好きな自作について | 牧野信一 | 5分以内 | |
今年発表した作品のうちでは次の三篇に幾分の好意を感ずる。 | |||
| 昭和五年に発表せる創作・評論に就て | 牧野信一 | 5分以内 | |
「僕は哲学と芸術の分岐点に衝突して自由を欠いた頭を持てあました。息苦しく、悩ましく、砂漠に道を失ふたまま、ただぼんやりと空を眺めてゐるより他に始末のない姿を保ちつゞけた。」 これは今年のはじめに発表された「吊籠と月光と」の冒頭の言葉で、そして私はこの作と「ラガド大学参観記」といふ作品とで、さうした砂漠の世界から駈け出して、不思議な原始生活の中に翼を拡げて、ある生活を見出すまでのことを書いたのであ | |||
| 推賞寸言 | 牧野信一 | 5分以内 | |
田舎の明るい竹林のほとりに住んでゐる、私の或る知人の簡素な茶室に、一幄の懸物がかゝつてゐた。 | |||
| 〔モダン紳士十誡〕 | 牧野信一 | 5分以内 | |
* 希ひである――。 | |||
| 〔小林秀雄氏への公開状〕 | 牧野信一 | 5分以内 | |
この手紙を書くべく考へはぢめて、もう十日あまりも経つのであるが、手紙といふても稍かたちの違ふものであるから、起きあがつてからと思つてゐるうちに、中々風邪が治らず、もう間に合ひさうもなくなつたから、寝たまゝ弁解風のことを書く。 | |||
| 淪落の女の日記 | 牧野信一 | 5分以内 | |
「もう少し愛があれば、誰もこんなところに落ち込みはしないのだ。」 これが、この物語の主題である。 | |||
| 僕の運動 | 牧野信一 | 5分以内 | |
僕は田舎にゐると毎朝毎夕欠かすことなく不思議に勇壮な運動を試みます。 | |||
| 一九三〇年型 | 牧野信一 | 5分以内 | |
いつもカキ色のシヤツを着て牧場から町へ、フオード自動車を操って乳を運んでゐる村の牛乳屋の娘を僕は知つてゐる。 | |||
| 来年は何をするか | 牧野信一 | 5分以内 | |
ある先輩が経営することに決つた其鰤敷魚場は今月(十一月)から来年の六月迄房州の何某村(村名を今ちよいと失念した)で行はれる。 | |||
| 昭和四年に発表せる創作・評論に就て | 牧野信一 | 5分以内 | |
「山彦の街」を、前編だけで、完了し忘れたのを遺憾に思つてゐます。 | |||
| 文芸雑誌の過去・現在・未来に就いて | 牧野信一 | 5分以内 | |
純文学雑誌の将来は従来の同人組織的要素が次第に濃厚となり、或は夫々の流派に依る、主義に依る、または友誼的結合に依る――等々の基礎が漸く堅固となり、各自々々に文芸王国を形成するかの如き状態に発展して行くのではなからうか。 | |||
| 文壇落書帳 | 牧野信一 | 5分以内 | |
ゆうべ三四人の若い友達連と酔つ払つて踊つたり、早稲田の歌をうたつたりして、ブツ倒れたのは何でも三時頃だつたさうだが、そして七時頃起きてしまつたのだが、メマヒもしなければ頭も痛くない。 | |||
| 捜語 | 牧野信一 | 5分以内 | |
あの人の酒に敵ふ者に私は出遇つたことがありませんでした、遂に! ある時私が、電報で応援を求とめられて駆けつけて見ると、あの人は二人の荒武者に詰め寄られて、或る手ごわい談判に攻められてゐる最中でした。 | |||
| 花束一つ | 牧野信一 | 5分以内 | |
彼は、不断に巨大な都市の建設に余念がない。 | |||
| Hasty Pudding | 牧野信一 | 5分以内 | |
(或時私は、菓子のことに就いて人に問はれた時、次のやうな返答を誌したことがある。たしか、おとゝしあたりの夏で田舎住ひを余儀なくされてゐた私であつた。) ―――――――――― 菓子のこと? おゝ、さうだ! ある! こんな話で好かつたら僕にも――。 | |||
| 回答 | 牧野信一 | 5分以内 | |
一、趣味娯楽 二、好物料理 三、和洋装いづれを好まれますか 四、御交友名二三 五、今夏旅行御予定は? 一、遠足、日本酒、オートバイドライブ。 | |||
| 私の一日 | 牧野信一 | 5分以内 | |
五日 療養所にゐる病友に手紙を書く。 | |||
| 推奨する新人 | 牧野信一 | 5分以内 | |
井伏鱒二――いつか三田文学で「鯉」といふ作品を見て非常に感心した。 | |||
| 会話一片 | 牧野信一 | 5分以内 | |
(Aは友Bは私) A「潤一郎の卍といふのを読んでゐる?」 B「面白さうだ、が余り短いので読まないよ。彼のものは長いのを一時に読むのが愉快だ。本になつたら読む。」 A「僕は大概始めから続けて読んでゐるが相変らず面白いよ。」 B「さう云へば君、菊池寛の半自叙伝は素的に面白いよ。今月だつてたつた二頁しか出てゐないが、これは僕は、毎月何んなに短くても屹度読んでゐる。第一回からずつと愛読してゐる。い | |||
| 秋が深い頃だ | 牧野信一 | 5分以内 | |
酒井君! いつかは失敬! あれはタイガア・カフエだつたかしら? そしてこの前の君の手紙もああいふわけで(?)失敬したよ。 | |||
| 東中野にて | 牧野信一 | 5分以内 | |
十一月四日。 | |||
| 珠玉の如き | 牧野信一 | 5分以内 | |
奥深い芸術の殿堂であつた。 | |||
| 小田原の夏 | 牧野信一 | 5分以内 | |
忘れる 「暑さ、涼しさの話。」 おや/\、もう夏なのか! 僕は忘れてゐた。 | |||
| 私の一日 | 牧野信一 | 5分以内 | |
四月四日 電灯が消えたので思はず舌を打つた。 | |||
| 今年発表の作品 | 牧野信一 | 5分以内 | |
「F村での春」「西瓜喰ふ人」「鱗雲」「山を越えて」「昔の歌留多」「藪のほとり」「雪景色」以上七篇、生活の上ではかなり努力したつもりだが斯うして題名をかぞへて見ると大変に空虚を感じる。 | |||
| 日記より | 牧野信一 | 5分以内 | |
私の日記には日の区ぎりがつけにくい、寝て、起る時間が、いつもあまりに滅茶苦茶だから――。 | |||
| どうしたら私は憐れな彼女を悸さずに済せるだらう | 牧野信一 | 5分以内 | |
或望遠鏡製作所に居る友達を私は頻りに訪れてゐる、私は或望遠鏡を彼に依頼したのである、その眼鏡の構造を此処に述べるのは大変だから省かう。 | |||