宮本百合子の全作品
青空文庫で公開されている宮本百合子の全作品を、おすすめ人気順で表示しています。
作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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青空文庫で公開されている宮本百合子の全作品を、おすすめ人気順で表示しています。
作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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芭蕉について | 宮本百合子 | 30分以内 | |
芭蕉の句で忘られないのがいくつかある。 | |||
「建設の明暗」の印象 | 宮本百合子 | 5分以内 | |
新築地の「建設の明暗」はきっと誰にとっても終りまですらりと観られた芝居であったろうと思う。 | |||
地の塩文学の塩 | 宮本百合子 | 10分以内 | |
文学批評の貧困ということがこの頃又人々の注意をよびさましている。 | |||
作品のよろこび | 宮本百合子 | 5分以内 | |
生粋の芸術的な作品が私たちに与える深い精神の慰安はどこから来るものなのだろうか。 | |||
作家に語りかける言葉 | 宮本百合子 | 30分以内 | |
窪川鶴次郎さんの『現代文学論』の、尨大な一冊を読み進んでゆくうちに、特別感興をそそられたことがある。 | |||
文学と婦人 | 宮本百合子 | 5分以内 | |
この頃はともかく婦人作家の活動が目に立って来たけれども、婦人の評論家が出ないうちは、文学への全面的な進出として語ることは出来ないという意味の文章が、先頃某紙の文芸欄にあって、いろいろ面白く思った。 | |||
文学のひろがり | 宮本百合子 | 30分以内 | |
岩波新書のなかに、米川正夫氏の翻訳でヴォドピヤーノフというひとの書いた「北極飛行」という本がある。 | |||
新女性のルポルタージュより | 宮本百合子 | 5分以内 | |
集った原稿をよんで、生活のルポルタージュというものは案外むずかしいものであることを深く感じました。 | |||
作家と教養の諸相 | 宮本百合子 | 30分以内 | |
作家にとって教養というものは、どんな関係にあるのだろうか。 | |||
今日の読者の性格 | 宮本百合子 | 30分以内 | |
今から二十何年か前、第一次ヨーロッパ大戦が終る前後の日本では、足袋に黄金のこはぜをつけた人もあるというような話があった。 | |||
文学のディフォーメイションに就て | 宮本百合子 | 10分以内 | |
私たちの日常生活にある歴史の感覚というものを考えてみると、いろいろ非常に興味ふかくもあり同時にこわいようなところがある。 | |||
漱石の「行人」について | 宮本百合子 | 10分以内 | |
「吾輩は猫である」が明治三十八年に書かれてから、「明暗」が未完成のままのこされた大正五年まで、十二年ほどの間に漱石の文学的活動は横溢した。 | |||
鴎外・芥川・菊池の歴史小説 | 宮本百合子 | 60分以内 | |
森鴎外の「歴史もの」は、大正元年十月の中央公論に「興津彌五右衛門の遺書」が載せられたのが第一作であった。 | |||
文学精神と批判精神 | 宮本百合子 | 30分以内 | |
文学に関することとしての批判精神の問題とその解釈とは、この三四年来、随分特別異常な待遇をうけて来ていると思う。 | |||
女流作家として私は何を求むるか | 宮本百合子 | 5分以内 | |
なぜ女性の中から良い芸術家が生れないか、或いはそれが生れたにしてもなぜ完成の域にまで成長しないのか、その質疑に対して私は第一に女性教育の欠陥を挙げたいと思います。 | |||
野上弥生子様へ | 宮本百合子 | 10分以内 | |
野上彌生子様私が女学校の五年生であった頃、多分読売新聞に御連載に成った「二人の小さいヴァガボンド」を、深い感銘を以て拝読して以来、御作はいつも、密接な心的関係を保って、今日に至っております。 | |||
今日の女流作家と時代との交渉を論ず | 宮本百合子 | 30分以内 | |
女性からどうしてよい芸術が生れ難いか、またこれまで多く女性によって発表された作品に、どうして時代との交渉が少なかったかというような問題に対して、私は先ず第一に文芸の本質たる個人の成長ということを考てみたいと思います。 | |||
アンネット | 宮本百合子 | 10分以内 | |
好きな物語の好きな女主人公は一人ならずあるが、今興味をもっているのは、ロマン・ローランの長篇小説 The Soul Enchanted(魅せられた魂)の女主人公アンネットです。 | |||
文壇はどうなる | 宮本百合子 | 10分以内 | |
大正五年頃、つまり私が最初に小説を発表した時代――ちょうど、久米正雄君や菊池君や芥川さんが『新思潮』からだんだん乗り出して行った時代で、文壇というものがまだハッキリ形を持っていた。 | |||
文芸時評 | 宮本百合子 | 30分以内 | |
一九三一年五月は、日本のプロレタリア文学運動の歴史にとって、一つの記念すべき月だった。 | |||
新たなプロレタリア文学 | 宮本百合子 | 30分以内 | |
さきごろ中野重治が二つの短いアレゴリーを『改造』へ書いた。 | |||
こういう月評が欲しい | 宮本百合子 | 5分以内 | |
毎月いくつかのプロレタリア小説、ブルジョア小説が、いろいろな雑誌に発表される。 | |||
プロレタリア文学における国際的主題について | 宮本百合子 | 30分以内 | |
『改造』十月号に藤森成吉が「転換時代」という小説を書いている。 | |||
ブルジョア作家のファッショ化に就て | 宮本百合子 | 30分以内 | |
正月の『中央公論』は、唯一篇も正しい立場に立つプロレタリア作家の小説を載せなかった。 | |||
文芸時評 | 宮本百合子 | 30分以内 | |
「抒情歌」について――その美の実質――二月号の『中央公論』に、川端康成の「抒情歌」という小説がのっている。 | |||
婦人と文学の話 | 宮本百合子 | 5分以内 | |
われわれの『文学新聞』が、今度「婦人欄」を特別に設け、そこへ面白いためになる婦人と文学とに関する種々な記事を精力的にのせることになったのは、実にうれしい。 | |||
文学に関する感想 | 宮本百合子 | 30分以内 | |
林房雄が『中央公論』に連載している長篇小説「青年」は、近頃発表されたプロレタリア作家の作品の中でもっとも多くの論議を引き起したものの一つである。 | |||
一連の非プロレタリア的作品 | 宮本百合子 | 60分以内 | |
十月下旬行われた作家同盟主催の文学講習会のある夜、席上でたまたま「亀のチャーリー」が討論の中心となった。 | |||
同志小林多喜二の業績 | 宮本百合子 | 5分以内 | |
同志小林多喜二は、日本のプロレタリア文学運動において、実に類のすくない一人の傑出した世界的作家であった。 | |||
同志小林の業績の評価に寄せて | 宮本百合子 | 30分以内 | |
去る二月二十日、暴虐なる天皇制テロルによって虐殺されたわがプロレタリア文化・文学運動の卓抜なる指導者、組織者、国際的規模におけるボルシェヴィク作家、同志小林多喜二の全国的労農葬は、プロレタリアの恨みの日三・一五記念日を期して敵の弾圧に抗し、東京はじめ各地において敢行された。 | |||
同志小林の業績の評価によせて | 宮本百合子 | 30分以内 | |
プロレタリア文化・文学運動の指導者、卓抜な国際的ボルシェヴィク作家同志小林多喜二の虐殺[#「虐殺」に×傍点、伏字を起こした文字]は、社会の広汎な分野に亙って少なからぬ震撼を与えた。 | |||
前進のために | 宮本百合子 | 60分以内 | |
このたび、常任中央委員会によって発表された日和見主義との闘争に関する決議は、プロレタリア文学運動が今日到達したレーニン的立場に立っての分析の周密さ、きわめて率直な自己批判の態度などにおいて、非常にすぐれたものである。 | |||
小説の読みどころ | 宮本百合子 | 5分以内 | |
同志小林多喜二がボルシェヴィキの作家として実に偉かったところは、うむことないその前進性である。 | |||
婦人作家の「不振」とその社会的原因 | 宮本百合子 | 10分以内 | |
婦人作家が振わないと云うことがよく言われますね。 | |||
マクシム・ゴーリキイの人及び芸術 | 宮本百合子 | 60分以内 | |
現代は、一つの深刻で巨大な時期である。 | |||
社会主義リアリズムの問題について | 宮本百合子 | 10分以内 | |
第一次五ヵ年計画のおおうべくもない達成、ひきつづき発表された第二次五ヵ年計画の基本的方針とともに、ソヴェト同盟がプロレタリア文学運動の領域において、社会主義的リアリズムの問題を国際的に提起したことはわれわれにとって実に興味あることです。 | |||
近頃の感想 | 宮本百合子 | 30分以内 | |
考えて見ると、私は今日まで作家として相当長い仕事の間に、自分の作品または生活について書かれるいろいろな批評などに対して、文章をもって答えたことは、ごく稀であった。 | |||
小説の選を終えて | 宮本百合子 | 5分以内 | |
私のところへ送付された十数篇の応募原稿の中から、左の四篇を予選にのこして回覧した。 | |||
作家への課題 | 宮本百合子 | 10分以内 | |
偶然のことから、私は「囚われた大地」がまだ発表されず、あるいはその原稿も小部分しか書かれていなかったと思われる時分、平田小六氏と知り合う機会を得た。 | |||
見落されている急所 | 宮本百合子 | 30分以内 | |
九月号の『婦人文芸』に藤木稠子という作者の戯曲「裏切る者」という一幕ものがのっていた。 | |||
ツルゲーネフの生きかた | 宮本百合子 | 30分以内 | |
数年前、私がソヴェトから帰って間もない頃のことであった。 | |||
二つの場合 | 宮本百合子 | 5分以内 | |
先頃、山川氏の『朱実作品集』を、いろいろの点から興味ふかく読んだ。 | |||
『地上に待つもの』に寄せて | 宮本百合子 | 5分以内 | |
此度山田さんの自伝的小説『地上に待つもの』が出版されるに当って、何人かの友人らに混って短い感想を書く因縁に立ち到ったことを私は一種の感動をもって考えるのである。 | |||
生活の道より | 宮本百合子 | 10分以内 | |
今年の一月から半年ばかりの間、私は大変非人間的条件の下で生活することを余儀なくされた。 | |||
問に答えて | 宮本百合子 | 30分以内 | |
この三四年の間、小説を書かないのは何故であるか。 | |||
文学における古いもの・新しいもの | 宮本百合子 | 30分以内 | |
これまで主として詩、評論の仕事をしてきた窪川鶴次郎が、今度『中央公論』に発表した小説「風雲」については、きっとさまざまの人の批評があるであろうと思う。 | |||
冬を越す蕾 | 宮本百合子 | 30分以内 | |
十一月号の『改造』と『文芸』のある記事を前後して読んで、私はなにか一つの大きい力をもったシムフォニーを聴いた時のような感情の熱い波立ちをおぼえた。 | |||
一九三四年度におけるブルジョア文学の動向 | 宮本百合子 | 60分以内 | |
一九三四年のブルジョア文学の上に現れたさまざまの意味ふかい動揺、不安定な模索およびある推量について理解するために、私たちはまず、去年の終りからひきつづいてその背景となったいわゆる文芸復興の翹望に目を向けなければなるまいと思う。 | |||
不満と希望 | 宮本百合子 | 30分以内 | |
問「男の作家に女性が書けるか書けないかというのは小説が書けるか書けないかというのと同じ愚問ですが、書けているとか、書けていないということはいえると思います。 | |||
バルザックに対する評価 | 宮本百合子 | 1時間〜 | |
偉大な作家の生涯の記録とその作品とによって今日までのこされている社会的又芸術的な具体的内容は、常に我々にとって尽きぬ興味の源泉であるが、中でも卓越した少数の世界的作家の制作的生涯というものは、後代、文学運動の上に何かの意味で動揺・新たな方向への模索が生じた時期に、必ず改めて究明・再評価の対象として広汎な読者大衆の手にとりあげられるものであると思う。 |