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60分以内で読める江戸川乱歩の中編作品

青空文庫で公開されている江戸川乱歩の作品の中で、おおよその読了目安時間が「60分以内」の中編作品を、おすすめ人気順で表示しています。

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作品名著者読了時間人気
人間椅子江戸川乱歩
60分以内
佳子は、毎朝、夫の登庁を見送って了うと、それはいつも十時を過ぎるのだが、やっと自分のからだになって、洋館の方の、夫と共用の書斎へ、とじ籠るのが例になっていた。
D坂の殺人事件江戸川乱歩
60分以内
(上)事実  それは九月初旬のある蒸し暑い晩のことであった。
押絵と旅する男江戸川乱歩
60分以内
この話が私の夢か私の一時的狂気の幻でなかったならば、あの押絵と旅をしていた男こそ狂人であったに相違ない。
二銭銅貨江戸川乱歩
60分以内
上 「あの泥坊が羨しい」二人の間にこんな言葉が交される程、其頃は窮迫していた。
心理試験江戸川乱歩
60分以内
一  蕗屋清一郎が、何故これから記す様な恐ろしい悪事を思立ったか、その動機については詳しいことは分らぬ。
赤い部屋江戸川乱歩
60分以内
異常な興奮を求めて集った、七人のしかつめらしい男が(私もその中の一人だった)態々其為にしつらえた「赤い部屋」の、緋色の天鵞絨で張った深い肘掛椅子に凭れ込んで、今晩の話手が何事か怪異な物語を話し出すのを、今か今かと待構えていた。
鏡地獄江戸川乱歩
60分以内
「珍らしい話とおっしゃるのですか、それではこんな話はどうでしょう」  ある時、五、六人の者が、怖い話や、珍奇な話を、次々と語り合っていた時、友だちのKは最後にこんなふうにはじめた。
人でなしの恋江戸川乱歩
60分以内
一  門野、御存知でいらっしゃいましょう。
双生児江戸川乱歩
60分以内
先生、今日こそは御話することに決心しました。
一枚の切符江戸川乱歩
60分以内
上 「イヤ、僕も多少は知っているさ。あれは先ず、近来の珍事だったからな。世間はあの噂で持切っている。が、多分君程詳敷くはないんだ。少し話さないか」  一人の青年紳士が、こういって、赤い血の滴る肉の切れを口へ持って行った。
黒手組江戸川乱歩
60分以内
(上)顕れたる事実  またしても明智小五郎の手柄話です。
恐ろしき錯誤江戸川乱歩
60分以内
「勝ったぞ、勝ったぞ、勝ったぞ……」  北川氏の頭の中には、勝ったという意識だけが、風車の様に旋転していた。
幽霊江戸川乱歩
60分以内
「辻堂の奴、とうとう死にましたよ」  腹心のものが、多少手柄顔にこう報告した時、平田氏は少からず驚いたのである。
目羅博士の不思議な犯罪江戸川乱歩
60分以内
一  私は探偵小説の筋を考える為に、方々をぶらつくことがあるが、東京を離れない場合は、大抵行先が極っている。
疑惑江戸川乱歩
60分以内
一、その翌日 「お父さんが、なくなられたと、いうじゃないか」 「ウン」 「矢張り本当なんだね。  だが、君は、今朝の○○新聞の記事を読んだかい。一体あれは、事実なのかい」 「…………」 「オイ、しっかりしろよ。心配して聞いているのだ。何とかいえよ」 「ウン、有難う。……別にいうことはないんだよ。あの新聞記事が正しいのだ、昨日の朝、目を覚ましたら、家の庭で、親父が頭を破られて倒れていたのだ。それだ
盗難江戸川乱歩
60分以内
面白い話しがあるのですよ。
断崖江戸川乱歩
60分以内
春、K温泉から山路をのぼること一哩、はるか眼の下に渓流をのぞむ断崖の上、自然石のベンチに肩をならべて男女が語りあっていた。
灰神楽江戸川乱歩
60分以内
一  アッと思う間に、相手は、まるで泥で拵えた人形がくずれでもする様に、グナリと、前の机の上に平たくなった。
覆面の舞踏者江戸川乱歩
60分以内
一  私がその不思議なクラブの存在を知ったのは、私の友人の井上次郎によってでありました。
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