牧野富太郎の全作品
青空文庫で公開されている牧野富太郎の全作品を、おすすめ人気順で表示しています。
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作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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植物一日一題 | 牧野富太郎 | 1時間〜 | |
[#ページの左右中央]植物一日一題[#改丁]馬鈴薯とジャガイモジャガタライモ、すなわちジャガイモ(Solanum tuberosum L.)を馬鈴薯ではないと明瞭に理解している人は極めて小数で、大抵の人、否な一流の学者でさえも馬鈴薯をジャガイモだと思っているのが普通であるから、この馬鈴薯の文字が都鄙を通じて氾濫している。 | |||
植物知識 | 牧野富太郎 | 1時間〜 | |
まえがき花は、率直にいえば生殖器である。 | |||
風に飜へる梧桐の実 | 牧野富太郎 | 5分以内 | |
秋風起つて白雲飛ぶと云ふ時節ともなると、アヲギリ(幹、枝が緑色ながら云ふ)即ち梧桐の種子を着けた其舟状の殻片が、其母枝を離れ翩々として風に乗じ遠近の地に墜ちる、是れは何も珍らしい事ではないが、其れが眼前に落ち散らばつてゐる処を見ると、其殻片が頗る大きな丈けに何となく今更ながら其認識を新たにすることを禁じ得ない私の庭に一本のアヲギリがあつてアヲニョロリの名の如くニョロリと緑の直幹を立て、車輻の様に枝椏を張り傘蓋の如く大形の緑葉を着け、亭々として空高く聳立してゐて其れに房々と多くの... | |||
寒桜の話 | 牧野富太郎 | 10分以内 | |
カンザクラというサクラの一種があって、学名をプルーヌス・カンザクラ(prunus Kanzakura, Makino)と称する。 | |||
火の玉を見たこと | 牧野富太郎 | 5分以内 | |
時は、明治十五、六年頃、私はまだ二十一、二才頃のときであったろうと思っているが、その時分にときどき、高知(土佐)から七里ほどの夜道を踏んで西方の郷里、佐川町へ帰ったことがあった。 | |||
若き日の思い出 | 牧野富太郎 | 10分以内 | |
一、雨の深山で採集私は自分の学問に対してあまり苦労したことはなかった。 | |||
アケビ | 牧野富太郎 | 10分以内 | |
野山へ行くとあけびというものに出会う。 | |||
カキツバタ一家言 | 牧野富太郎 | 30分以内 | |
花がつみまじりにさけるかきつばたたれしめさして衣にするらん公実狩人の衣するてふかきつばた花さくときになりぞしにけり基俊カキツバタはだれもよく知っているアヤメ科イリス(Iris)属の一種であって、Iris laevigata Fisch. の学名を有する。 | |||
ムジナモ発見物語り | 牧野富太郎 | 10分以内 | |
じつとしていて静かに往時を追懐してみると、次から次に、あの事この事と、いろいろ過去の事件が思い出される、何を言え九十余年の長い歳月のことであれば、そうあるべきである筈なのである。 | |||
利尻山とその植物 | 牧野富太郎 | 30分以内 | |
余が北見の国利尻島の利尻山に登ったのは、三十六年の八月である、農学士川上滝弥君が、数年前に数十日の間この山に立籠って、採集せられた結果を『植物学雑誌』に発表せられたのを、読んでから、折があったら自分も一度はこの山に採集に出かけたいと思っていたが、何分にも好機会がないので、思いながら久しく目的を達することが出来なかった、然るに山岳会の会員中で高山植物の採集と培養に熱心な加藤泰秋子爵が、この山の採集を思い立たるるとの話を聞いたので、もし同行が出来れば自分は大変に利益を得られるであろうと信じた... | |||
植物記 | 牧野富太郎 | 1時間〜 | |
これまで発行せられたいろいろの雑誌に私の書いた小品文はそう鮮くなかった。 | |||
牧野富太郎自叙伝 | 牧野富太郎 | 1時間〜 | |
幼年期土佐の国、高岡郡佐川町、この町は高知から西へ七里隔ったところにあり、その周囲は山で囲まれ、その間にずっと田が連り、春日川という川が流れている。 | |||
牧野富太郎自叙伝 | 牧野富太郎 | 1時間〜 | |
所感何時までも生きて仕事にいそしまんまた生まれ来ぬこの世なりせばわれらの大先輩に本草学、植物学に精進せられた博物学者の錦※(きんか)翁伊藤圭介先生があった。 |
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