5分以内で読める青空文庫の短編児童文学作品
青空文庫で公開されているすべての著者の児童文学作品の中で、おおよその読了目安時間が「5分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
351-400件 / 全467件
作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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小さな年ちゃん | 小川未明 | 5分以内 | |
ある日、小さな年ちゃんは、お母さんのいいつけで、お使いにいきました。 | |||
父親と自転車 | 小川未明 | 5分以内 | |
吉坊は、父親に、自転車を買ってくれるようにと頼みました。 | |||
年ちゃんとハーモニカ | 小川未明 | 5分以内 | |
年ちゃんの友だちの間で、ハーモニカを吹くことが、はやりました。 | |||
隣村の子 | 小川未明 | 5分以内 | |
良吉は、重い荷物を自転車のうしろにつけて走ってきました。 | |||
仲よしがけんかした話 | 小川未明 | 5分以内 | |
風のない暖かな日でした。 | |||
夏の晩方あった話 | 小川未明 | 5分以内 | |
「おじさん、こんど、あめ屋さんになったの。 | |||
ねことおしるこ | 小川未明 | 5分以内 | |
「お姉ちゃん、お姉ちゃん、たいへん。 | |||
花とあかり | 小川未明 | 5分以内 | |
母ちょうは子ちょうにむかって、「日が山に入りかけたら、お家へ帰ってこなければいけません。 | |||
母犬 | 小川未明 | 5分以内 | |
どこから、追われてきたのか、あまり大きくない雌犬がありました。 | |||
僕は兄さんだ | 小川未明 | 5分以内 | |
「お母さん、ここはどこ?」お母さんは、弟の赤ちゃんに、お乳を飲ませて、新聞をごらんになっていましたが、義ちゃんが、そういったので、こちらをお向きになって、絵本をのぞきながら、「さあ、どこでしょう。 | |||
村のかじやさん | 小川未明 | 5分以内 | |
村のかじやさんは、はたらき者で、いつも夜おそくまで、テンカン、テンカンと、かなづちをならしていました。 | |||
やんま | 小川未明 | 5分以内 | |
正ちゃんは、やんまを捕りました。 | |||
世の中のこと | 小川未明 | 5分以内 | |
たいそう外科的手術を怖ろしがっている、若い婦人がありました。 | |||
島 | 新美南吉 | 5分以内 | |
おーい見えたとマストから、梟(ふくろ)みたいによんでゐる。 | |||
蛆の効用 | 寺田寅彦 | 5分以内 | |
虫の中でも人間に評判のよくないものの随一は蛆(うじ)である。 | |||
風景 | 山村暮鳥 | 5分以内 | |
いちめんのなのはないちめんのなのはないちめんのなのはないちめんのなのはないちめんのなのはないちめんのなのはないちめんのなのはなかすかなるむぎぶえいちめんのなのはないちめんのなのはないちめんのなのはないちめんのなのはないちめんのなのはないちめんのなのはないちめんのなのはないちめんのなのはなひばりのおしやべりいちめんのなのはないちめんのなのはな... | |||
秋のお約束 | 小川未明 | 5分以内 | |
まあちゃんが、「寒い、寒い。 | |||
その日のこと〔『少年』〕 | 牧野信一 | 5分以内 | |
たゞぼんやりと――自分は安倍さんの顔を瞶めた、必ずや自分の顔も安倍さんと同じやうに蒼然と変つてゐたに違ひない――大正十年三月五日午後二時十分――ちよつと自分はテーブルを離れて、どこだつたか歩いてゐた、さうしてテーブルのところへ帰らうとして、ストーブの前へ来た時、向方から慌しく駆けて来た安倍さんが、「アツ……君々、大井君が死んだとさ……」「えツ?」まさか、そんなことはあるまい、――と自分は思つた。 | |||
雛菊と雲雀と少年の話 | 牧野信一 | 5分以内 | |
ある庭の片隅に一本の雛菊が咲いて居りました。 | |||
不思議な船 | 牧野信一 | 5分以内 | |
あゝさうか、今日は土曜日だつたね。 | |||
赤い船とつばめ | 小川未明 | 5分以内 | |
ある日の晩方、赤い船が、浜辺につきました。 | |||
うさぎと二人のおじいさん | 小川未明 | 5分以内 | |
ふたりの気むずかしい、おじいさんが、隣り合わせに住んでいました。 | |||
お母さまは太陽 | 小川未明 | 5分以内 | |
「お母さんは、太陽だ。 | |||
片田舎にあった話 | 小川未明 | 5分以内 | |
さびしい片田舎に、おじいさんとおばあさんが住んでいました。 | |||
五銭のあたま | 小川未明 | 5分以内 | |
ある田舎に、同じような床屋が二軒ありました。 | |||
ある男と無花果 | 小川未明 | 5分以内 | |
ある男が、縁日にいって、植木をひやかしているうちに、とうとうなにか買わなければならなくなりました。 | |||
春近き日 | 小川未明 | 5分以内 | |
お母さんが、去年の暮れに、町から買ってきてくださったお人形は、さびしい冬の間、少女といっしょに、仲よく遊びました。 | |||
きんまくわ | 槙本楠郎 | 5分以内 | |
つばめは、まいあさ早く、すずしいたんぼの上へ、ツーイ/\ととんで来ました。 | |||
黒んぼ会 | 槙本楠郎 | 5分以内 | |
男の子たちはみんな、体中まつ黒にしたいと思ひました。 | |||
お母さんのひきがえる | 小川未明 | 5分以内 | |
かえるというものは、みんなおとなしいものですけれど、この大きなひきがえるは、たくさんの小さなひきがえるのお母さんであっただけに、いちばんおとなしいのでありました。 | |||
幸福 | 島崎藤村 | 5分以内 | |
「幸福」がいろいろな家へ訪ねて行きました。 | |||
『小さな草と太陽』序 | 小川未明 | 5分以内 | |
詩や、空想や、幻想を、冷笑する人々は、自分等の精神が、物質的文明に中毒したことに気付かない人達です。 | |||
峠 | 桜間中庸 | 5分以内 | |
とて馬車とろとろ峠の眞晝よひらひら蝶々よ青い空だよとろとろかげろふ白い道だよゐねむりとろとろ馬車屋の爺さよとろとろお馬も足並おそいよお客もとろとろ何だかとろとろとろとろ峠は遠い道だよ。 | |||
朝の山道 | 桜間中庸 | 5分以内 | |
朝ぎり流れる山のみちほのぼの――草つぱふんで足のつゆしつとり――蝶々はねてるねむの葉にひつそり――匂ふよほうら栗のはなほんのり――ほういと呼んでる誰だろかほういと――きりに吸はれて細いこゑほういと――。 | |||
お馬がかへる | 桜間中庸 | 5分以内 | |
お馬がかへる鑛山からかへるさくらの花を鞍につけてお馬がかへるだまつてかへる峠を越せば影がながい。 | |||
蚊遣火 | 桜間中庸 | 5分以内 | |
厩のねわらをかへたあと庭に蚊遣火たきました弟ねかして母さんはそつととなりへ風呂もらひ宿題してゐるまどのそと遠くで花火の消える音。 | |||
蝙蝠 | 桜間中庸 | 5分以内 | |
ひつそり蝙蝠を待つてた草の葉は夜露にぬれてたそつと高く投げた草履蝙蝠が落ちたやうだぞまがきの向の細い音まがきをつんとのぞいたら酸つぱい花の香が泌みた。 | |||
七面鳥のこゑ | 桜間中庸 | 5分以内 | |
七面鳥のこゑは空までとほるあをい空だからカロカロカロロととほる七面鳥のこゑは若草をぬけるよい風だからカロカロカロロとぬける。 | |||
すかんぽ原 | 桜間中庸 | 5分以内 | |
すかんぽ原は夕やけしてた赤ん坊おぶつて探していつたすかんぽ原はつくしのにほひどこかで子供のうたごゑしてたすかんぽ原はトンネルつづきこもつたおとで汽笛がしてた。 | |||
ほろほろほろりん | 桜間中庸 | 5分以内 | |
ほろほろほろりん垣のそとをどこのねえやだかゆきましたほろほろほろりん細いこゑで赤ん坊あやしてゆきましたほろほろほろりん月夜でせう椿の花だかおちました。 | |||
山の駅 | 桜間中庸 | 5分以内 | |
汽車がきてます山の驛驛長さんと機關手とお話してます立つたまゝ生れたお國のことなどを馬もきてます馬車の馬プラツトホームは山つづき月見草など咲いてゐて虫がこもつて鳴いてますまもなく出るでせうあの汽車は時計をみてます驛長さん空をみながら機關手は機關車の方へ歩きます雲が近くてこの驛は汽笛の音がふくれますトンネルからきたあの汽車はまたトンネルに入るでせう。 | |||
青い窓 | 桜間中庸 | 5分以内 | |
へちま垂れてる青い窓――ピアノの音してた青い窓――だれだか知らない住んでゐた――どこだか知らない越してつた――いつも通つてく學校道――へちま搖れてる青い窓――。 | |||
一番幌馬車 | 桜間中庸 | 5分以内 | |
駈けて行きます霧の街一番幌馬車カポカポと駈けてゆきます霧の街柳並木のアスフアルトランタンゆれます霧のなかぬれてほのかなあかりです駈けてゆきます霧の街古いみやこのはやい朝。 | |||
お空の川 | 桜間中庸 | 5分以内 | |
お空を流れる白い川ミルクの色の遠い川あれは鷺でせう白い鳥ほつかりほわりと渡ります笹の葉に吹く風の音さらさら流れる音のやう鷺のお使ひ二つ星ほつかりほわりと渡ります。 | |||
お巡さん | 桜間中庸 | 5分以内 | |
朝の八時は鈴懸にほうやり霧が吸はれてる警察署まへの停留所お巡りさんが降りてくる降りますつゞいてお巡りさんみんな鈴懸くぐります襟立てマントは短かくてチカチカサーベル光りますウエハス色のビルデングまもなく窓が開くでせう。 | |||
開通祝ひ | 桜間中庸 | 5分以内 | |
明治通りのアスフアルト開通祝ひのいゝ日です銀バス並んで通ります黒いおひげの市長さん今日は視察の燕尾服銀バスは今通りますぽぽんと花火があがりますお祝する音いゝひゞきおひげで笑ふ市長さん。 | |||
草の実 | 桜間中庸 | 5分以内 | |
知らないか知らないか子牛は草の實知らないか子牛のしつぽの草の實を知らないよ知らないよ子牛は草の實知らないよ子牛のしつぽの草の實をきつとだろきつとだろ草の實ぽいと乘つただろ子牛がみちくさくつたとき。 | |||
白ホテル | 桜間中庸 | 5分以内 | |
港の風の吹いて來る海岸通りの白ホテル異人の子供がつきましたテリヤもおともでつきましたホテルのポーチのボウイさん英語で案内いたしますグツドモーニングマイデアグツドモーニングマイデア。 | |||
水兵さん | 桜間中庸 | 5分以内 | |
水兵さんのまちを水兵さんがとほるタツプタツプタツプ水兵さんだ水兵さん水兵さんと水兵さんタツプタツプタツプセイラアパンツパンツとパンツタツプタツプタツプどこまでつゞくアカシヤ並木タツプタツプタツプ。 | |||
月夜 | 桜間中庸 | 5分以内 | |
月夜はみんな青いでせう山羊の髭も青いでせう白熊の背も青いでせう月夜はみんな青いでせうチユウリツプ畑も原つぱも野菜畑も青いでせう月夜はみんな青いでせうピアノの鍵盤の音までもみんなみんな青いでせう。 |
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