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30分以内で読める小川未明の短編児童文学作品

青空文庫で公開されている小川未明の児童文学作品の中で、おおよその読了目安時間が「30分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。

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作品名著者読了時間人気
千代紙の春小川未明
30分以内
町はずれの、ある橋のそばで、一人のおじいさんが、こいを売っていました。
塩を載せた船小川未明
30分以内
赤ん坊をおぶった、男の乞食が町へはいってきました。
お姫さまと乞食の女小川未明
30分以内
お城の奥深くお姫さまは住んでいられました。
黒い人と赤いそり小川未明
30分以内
はるか、北の方の国にあった、不思議な話であります。
月夜と眼鏡小川未明
30分以内
町も、野も、いたるところ、緑の葉に包まれているころでありました。
初夏の不思議小川未明
30分以内
百姓のおじいさんは、今年ばかりは、精を出して、夏のはじめに、早くいいすいかを町へ出したいと思いました。
幸福のはさみ小川未明
30分以内
正吉は、まだお母さんが、ほんとうに死んでしまわれたとは、どうしても信じることができませんでした。
春になる前夜小川未明
30分以内
すずめは、もう長い間、この花の国にすんでいましたけれど、かつて、こんなに寒い冬の晩に出あったことがありませんでした。
みつばちのきた日小川未明
30分以内
雪割草は、ぱっちりと目を開いてみると、びっくりしました。
兄の声小川未明
30分以内
おかあさんは、ぼくに向かって、よくこういわれました。
生きぬく力小川未明
30分以内
「孝二、おまえでないか。
うずめられた鏡小川未明
30分以内
後になってから、烏帽子岳という名がついたけれど、むかしは、ただ三角形の山としか、知られていませんでした。
海が呼んだ話小川未明
30分以内
自転車屋のおじさんが、こんど田舎へ帰ることになりました。
風はささやく小川未明
30分以内
高窓の障子の破れ穴に、風があたると、ブー、ブーといって、鳴りました。
かたい大きな手小川未明
30分以内
遠く、いなかから、出ていらした、おじいさんがめずらしいので、勇吉は、そのそばをはなれませんでした。
考えこじき小川未明
30分以内
人というものは、一つのことをじっと考えていると、ほかのことはわすれるものだし、また、どんな場合でも、考えることの自由を、もつものです。
汽車は走る小川未明
30分以内
春風が吹くころになると、窓のガラスの汚れがきわだって目につくようになりました。
木の上と下の話小川未明
30分以内
ある家の門のところに、大きなしいの木がありました。
雲と子守歌小川未明
30分以内
どんなに寒い日でも、健康な若い人たちは、家にじっとしていられず、なんらか楽しみの影を追うて、喜びに胸をふくらませ、往来を歩いています。
雲のわくころ小川未明
30分以内
冬のさむい間は、霜よけをしてやったり、また、日のよくあたるところへ、鉢を出してやったりして、早く芽が頭をだすのを、まちどおしく思ったのであります。
心の芽小川未明
30分以内
ある日、どこからか、きれいな鳥が飛んできて、木にとまりました。
さか立ち小僧さん小川未明
30分以内
こい紫の、ちょうどなす色をした海の上を、赤い帯をたらし、髪の毛をふりみだしながら、気のくるった女が駈(か)けていくような、夏の雲を、こちらへきてからは、見られなくなったけれど、そのかわり、もっとやさしい女神が、もも色の長いたもとをうちふり、うちふり、子どもたちといっしょに鬼ごっこをしているような、なごやかな夕雲の姿を、このごろ毎日のごとく、街の上の空に、ながめるのであります。
しいたげられた天才小川未明
30分以内
獣の牙をならべるように、遠く国境の方から光った高い山脈が、だんだんと低くなって、しまいに長いすそを海の中へ、没していました。
少女と老兵士小川未明
30分以内
某幼稚園では、こんど陸軍病院へ傷痍軍人たちをおみまいにいくことになりましたので、このあいだから幼い生徒らは、歌のけいこや、バイオリンの練習に余念がなかったのです。
少年の日二景小川未明
30分以内
おどろき池の中には、黄色なすいれんが咲いていました。
戦争はぼくをおとなにした小川未明
30分以内
まだ、ひる前で、あまり人通りのない時分でした。
空にわく金色の雲小川未明
30分以内
道であった、顔見知りの人は、みすぼらしい正吉の母にむかって、「よく、女手ひとつで、むすこさんを、これまでになさった。
台風の子小川未明
30分以内
龍夫と源吉の二人は、仲のいい友だちでした、二人は、台風が大好きなのでした。
太陽と星の下小川未明
30分以内
S少年は、町へ出ると、時計屋の前に立つのが好きでした。
たましいは生きている小川未明
30分以内
昔の人は、月日を流れる水にたとえましたが、まことに、ひとときもとどまることなく、いずくへか去ってしまうものです。
だまされた娘とちょうの話小川未明
30分以内
弟妹の多い、貧しい家に育ったお竹は、大きくなると、よそに出て働かなければなりませんでした。
小さな妹をつれて小川未明
30分以内
きょうは、二郎ちゃんのお免状日です。
天女とお化け小川未明
30分以内
天職を自覚せず、また、それにたいする責任を感ぜず、上のものは、下のものに好悪の感情を露骨にあらわして平気だった、いまよりは、もっと暗かった時代の話であります。
とうげの茶屋小川未明
30分以内
とうげの、中ほどに、一けんの茶屋がありました。
時計と窓の話小川未明
30分以内
私の生まれる前から、このおき時計は、家にあったので、それだけ、親しみぶかい感がするのであります。
とびよ鳴け小川未明
30分以内
自転車屋の店に、古自転車が、幾台も並べられてありました。
鳥鳴く朝のちい子ちゃん小川未明
30分以内
ちい子ちゃんは、床の中で目をさましました。
どこかに生きながら小川未明
30分以内
子ねこは、彼が生まれる前の、母ねこの生活を知ることはできなかったけれど、物心がつくと宿なしの身であって、方々を追われ、人間からいじめつづけられたのでした。
波荒くとも小川未明
30分以内
鉛色をした、冬の朝でした。
二百十日小川未明
30分以内
空高く羽虫を追いかけていたやんまが、すういと降りたとたんに、大きなくもの巣にかかってしまいました。
羽衣物語小川未明
30分以内
昔は、いまよりももっと、松の緑が青く、砂の色も白く、日本の景色は、美しかったのでありましょう。
はたらく二少年小川未明
30分以内
新しい道が、つくりかけられていました。
はととりんご小川未明
30分以内
二人の少年が、竹刀をこわきに抱えて、話しながら歩いてきました。
春はよみがえる小川未明
30分以内
太陽ばかりは、人類のはじめから、いや、それどころか、地球のできたはじめから、光のとどくかぎり、あらゆるものを見てきました。
日の当たる門小川未明
30分以内
きかん坊主の三ちゃんが、良ちゃんや、達ちゃんや、あや子さんや、とめ子さんや、そのほかのものを引きつれて、日の当たっている門のところへやってきました。
僕はこれからだ小川未明
30分以内
村からすこし離れた、山のふもとに達吉の家はありました。
万の死小川未明
30分以内
万は正直な、うらおもてのない人間として、村の人々から愛されていました。
村へ帰った傷兵小川未明
30分以内
上等兵小野清作は、陸軍病院の手厚い治療で、腕の傷口もすっかりなおれば、このごろは義手を用いてなに不自由なく仕事ができるようになりました。
芽は伸びる小川未明
30分以内
泉は、自分のかいこが、ぐんぐん大きくなるのを自慢していました。
雪の降った日小川未明
30分以内
雪が降りそうな寒い空合いでした。
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