5分以内で読める青空文庫の短編作品
青空文庫で公開されているすべての著者の作品の中で、おおよその読了目安時間が「5分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
401-450件 / 全4,785件
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
|---|---|---|---|
| 私生児を意味する方言 | 柳田国男 | 5分以内 | |
民法に所謂私生子、東京などで普通にテテナシゴといふものを、地方で何と呼んで居るかといふことを考へて見るのは、婚姻制度研究の一方法として價値がある。 | |||
| 新憲法の解説 | 吉田茂 | 5分以内 | |
新日本建設の基礎となる新憲法は、國民の眞摯なる※[#「執/れんが」、U+24360、1-2]意と自由なる意思により、第九十議會を通じて成立した。 | |||
| 音に就いて | 太宰治 | 5分以内 | |
文字を読みながら、そこに表現されてある音響が、いつまでも耳にこびりついて、離れないことがあるだろう。 | |||
| 百鬼園讃 | 百田宗治 | 5分以内 | |
以前田舎へ旅行すると、昔「出家とその弟子」を書いた倉田百三氏とよく間違へられたことがある。 | |||
| 兵隊の死 | 渡辺温 | 5分以内 | |
たのしい春の日であった。 | |||
| 餅を買う女 | 岡本綺堂 | 5分以内 | |
小夜の中山の夜泣石の伝説も、支那から輸入されたものであるらしく、宋の洪邁の「夷堅志」のうちに同様の話がある。 | |||
| 純粋に「日本的」な「鏡花世界」 | 谷崎潤一郎 | 5分以内 | |
正直に云つて、晩年の鏡花先生は時代に取り残されたと云ふ感がないではなかつた。 | |||
| 花子 | 岡本かの子 | 5分以内 | |
花子には二人の男と二人の女の兄弟があります。 | |||
| 余が言文一致の由来 | 二葉亭四迷 | 5分以内 | |
言文一致に就いての意見、と、そんな大した研究はまだしてないから、寧ろ一つ懺悔話をしよう。 | |||
| 手紙 | 坂本竜馬 | 5分以内 | |
一筆啓上仕候。 | |||
| 「冒した者」について | 三好十郎 | 5分以内 | |
私の作品はたいがいそうであるが、特にこの「冒した者」では「現代」そのものが直接的に主題になり主人になっている作品である。 | |||
| 腹のへった話 | 梅崎春生 | 5分以内 | |
申すまでもなく、食物をうまく食うには、腹をすかして食うのが一番である。 | |||
| 少女受胎 | 今野大力 | 5分以内 | |
少女 子を孕めるという 太りたる腹はみにくくかわいらし 少女 子を孕めるという 十月なる日を算えては頬笑める 孕めるは何の摂理ぞ 夜深く何を悩める 人の世に明日あり 今日あり さて遠く夢想の国に 青き花咲くとも聞けり 孕めるは何の摂理ぞ 少女 子を孕めるという | |||
| 日本芥子 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
西洋料理、中国料理に添えてあるあのからしを見るたびに、どうも気になってしようがない。 | |||
| 風が吹いている | マルーシャ・チュラーイ | 5分以内 | |
風が吹いている 風がうなる 木々もしなる わたしの心は痛むのに もう涙も流れない えんえん嘆き悲しんできたけれど 終わりは見えない いっそ泣き叫んでも 気持ちが楽になるだけ 涙は幸せを取り戻してくれない 気休めになるだけのこと つかのま幸いだった人は 死ぬまでそれが忘れられない わたしのめぐりあわせを うらやむ人たちもいる 野に生える草がそれだけで 幸せだとでもいうの? しずくもなく陽にさ | |||
| 思い出 | 佐藤春夫 | 5分以内 | |
二十代の時鴎外先生には五、六回お目にかかった。 | |||
| 良寛の書 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
良寛の書には、不肖ながら私も心の底から惚れこんで、一通り見られるだけのものは、百点位見た積りである。 | |||
| 怪物取組画譜 | 岡本一平 | 5分以内 | |
一 第一図 つまらなくて、だれた国技館の中にたゞ一つ、つまつて吃驚するものがある。 | |||
| ふつくりとした人柄 | 萩原朔太郎 | 5分以内 | |
北原氏は、私の知つてゐる範圍で、最もよい感じをもつた人です。 | |||
| 猿の演説 | 山本宣治 | 5分以内 | |
――昭和四年三月五日、政獲労農同盟の市会議員候補者中村高一氏の応援演説、同時に最後の演説となったもの。 | |||
| アンコウの味 | 佐藤垢石 | 5分以内 | |
数日前ちょっと閑があったから、水戸の常盤公園へ観梅に出かけて行った。 | |||
| 日本が見えない | 竹内浩三 | 5分以内 | |
この空気 この音 オレは日本に帰ってきた 帰ってきた オレの日本に帰ってきた でも オレには日本が見えない 空気がサクレツしていた 軍靴がテントウしていた その時 オレの目の前で大地がわれた まっ黒なオレの眼漿が空間に とびちった オレは光素(エーテル)を失って テントウした 日本よ オレの国よ オレにはお前がみえない 一体オレは本当に日本に帰ってきているのか なんにもみえない オレの日本はな | |||
| 猫六題 | 寺田寅彦 | 5分以内 | |
この頃猫の話が流行るからここにも少しばかり集めてみる。 | |||
| 空中に消えた兵曹 | 田中貢太郎 | 5分以内 | |
大正七八年比のことであった。 | |||
| 北京の一夜 | 田山花袋 | 5分以内 | |
突然私は犬の凄じく吼える声が夜の空気を劈いてきこえて来るのを耳にした。 | |||
| 随筆銭形平次 | 野村胡堂 | 5分以内 | |
捕物小説は、ただもう卑俗な、全く無価値な文学であるかの様に読まぬうちから、或いは一寸めくって見て、軽侮する傾向が強いが、これは如何? 捕物小説はも一度見なおされるべきではないか。 | |||
| 我が祈り | 中原中也 | 5分以内 | |
神よ、私は俗人の奸策ともない奸策が いかに細き糸目もて編みなされるかを知つてをります。 | |||
| 或る淫売婦におくる詩 | 山村暮鳥 | 5分以内 | |
女よ おんみは此の世のはてに立っている おんみの道はつきている おんみはそれをしっている いまこそおんみはその美しかった肉体を大地にかえす時だ 静かにその目をとじて一切を忘れねばならぬ おんみはいま何を考えているか おんみの無智の尊とさよ おんみのくるしみ それが世界の苦みであると知れ ああそのくるしみによって人間は赦される おんみは人間を救った おんみもそれですくわれた どんなことでもおんみをお | |||
| 大阪の朝 | 安西冬衛 | 5分以内 | |
川に張り出した道頓堀の盛り場は、仇女の寝くたれ姿のように、たくましい家裏をまざまざと水鏡に照し出している。 | |||
| お百度詣 | 大塚楠緒子 | 5分以内 | |
ひとあし踏みて夫思ひ、 ふたあし國を思へども、 三足ふたゝび夫おもふ、 女心に咎ありや。 | |||
| 「黒死館殺人事件」著者之序 | 小栗虫太郎 | 5分以内 | |
「黒死館殺人事件」の完成によって、それまで発表した幾つかの短篇は、いずれも、路傍の雑草のごとく、哀われ果敢ないものになってしまった。 | |||
| 秋 | 蔵原伸二郎 | 5分以内 | |
釣竿の影がうつつている この無限の中で 釣をする人は しつかり岩の上に坐つたまま ねむつている ねむつたまま竿をにぎつている 今日は川魚たちの祝祭日 みんな青い時間の流れにそつて さがつている針を 横目でにらみながら通りすぎる 今までどうにか生き残つた魚たちの 今日はお祭りなんだよ 先頭を行く逞しい雄のあとを 紅いろに着飾つた雌たちが 一列になつておよいでゆく 水底の砂にゆれる光る青空と白い雲 | |||
| 空想としての新婚旅行 | 正宗白鳥 | 5分以内 | |
新婚旅行とは噂を聞いても歯が浮くような気がするが、僕でも女房を娶ったら、悦しくて可愛くて、蜜月旅行を企てたくなるかも知れん。 | |||
| 術数 | 小泉八雲 | 5分以内 | |
屋敷の庭で死刑が執行される事にきまった。 | |||
| 歳末に近き或る冬の日の日記 | 萩原朔太郎 | 5分以内 | |
詩人協會の用件にて高村光太郎氏を訪ふべく、前夜福士幸次郎君と約束がしてあつたので、萬世驛のミカドで待合せをする。 | |||
| 海よ | 三好達治 | 5分以内 | |
門を閉ぢよ 心を開け…… それで私は 表を閉めて 裏の垣根を越えてきた 蜜柑畠の間を拔けて 海よ お前の渚に かうして私は一人できた ああ陽炎のもえる初夏の小徑 眩めく砂の上で 海よ 私は何を考へよう 思出のやうにうすぐもつて 藍鼠色にぼんやりした 遙かなお前の水平線 私はお前に向きあつて 私は世間に背中を向ける 門を閉ぢよ 心を開け…… それで私は表を閉めて 裏の垣根を越えてきた 海よ お前の渚 | |||
| 北越雪譜 | 山東京山 | 5分以内 | |
世之農商而嗜ム二文雅ヲ一者、或不レ知所三以ヲ文雅ノ為ル二文雅一、徒ラニ企二羨シ韻士墨客之風標ヲ一、沈二酣シ文酒ニ一、流二連シ花月ニ一、而置テ二生計於不問ニ一、以傾ル二産業ヲ一者、間亦有レ之、是豈嗜ムノ二文雅ヲ一罪ラン哉、其人特自ラ取ルレ之ヲ耳ノミ矣、鈴木牧之翁者北越塩沢之老農也、性嗜ミ二文雅ヲ一、而能尚ヒ二節倹ヲ一抑エ二驕惰ヲ一、不レ絶二誦読ヲ於経営之中ニ一、而務ム二鉛槧ヲ於会計之余ニ一、以交ル二 | |||
| 神童でなかったラムボオの詩 | 坂口安吾 | 5分以内 | |
私は中原が訳すまで、ラムボオに『学校時代の詩』というもののあることを知らなかった。 | |||
| 蝶が飛ぶ 葉っぱが飛ぶ | 河井寛次郎 | 5分以内 | |
戦争も終りに近づいた頃でありました。 | |||
| 大船駅で | 萩原朔太郎 | 5分以内 | |
例年の如く詩話會の旅行をする。 | |||
| 舞姫 | 永井荷風 | 5分以内 | |
お※! ローザ、トリアニ。 | |||
| 横町の食堂で | 竹内浩三 | 5分以内 | |
はらをへらした人のむれに、ぼくは食堂横町へながされていった。 | |||
| コーヒー五千円 | 片山広子 | 5分以内 | |
洗足池のそばのHの家に泊りに行つて、Hの弟のSにたびたび会つた。 | |||
| 作文三篇 | 南方熊楠 | 5分以内 | |
祝文 當今開化文明ノ域ニ進入シ、積年ノ舊慣陋習ヲ一洗シ、文學ノ大ニ行ハルヽヤ、僻陬ノ村落ト雖モ聖教ニ沐シ、徳化ニ浴セサルハ無ク、各其業トスル所ヲ得ル。 | |||
| 高きへ憧れる心 | 与謝野晶子 | 5分以内 | |
人間は大抵平地に住んでいる。 | |||
| 梶井君 | 三好達治 | 5分以内 | |
なにがしの書物を持ちて 君を訪ふ 慣ひなりしを 花をもて 訪ふ 垂乳根の 君の母とし語へど この秋の日に 君はあらなく すずろかに 鐘うち鳴らし しまらくは 君のみ靈に 香をまつらむ 病いゆと 昔淋しき旅をせし 山の小徑を 夢に見しかな やうやくに 岫をめぐりて 海を見る この街道に 憩ふ巡禮 蝶一つ 二つ三ついま下りゆく 溪間に見ゆる 菊畠かな 伊太利の 水兵たちが街をゆく 紺のズボ | |||
| 狂女の告白 | 李箱 | 5分以内 | |
ヲンナでああるS子様には本当に気の毒です。 | |||
| 家長の心配 | フランツ・カフカ | 5分以内 | |
ある人びとは、「オドラデク」という言葉はスラヴ語から出ている、といって、それを根拠にしてこの言葉の成立を証明しようとしている。 | |||
| 直訴状 | 田中正造 | 5分以内 | |
謹奏 田中正造 ※[#丸印、U+329E、5-4] 草莽ノ微臣田中正造誠恐誠惶頓首頓首謹テ奏ス。 | |||
| 私の料理ばなし | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
わたしはイタイケな時分から、食べ物にはなかなかやかましく、養父母にうるさがられたものである。 | |||
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