芥川竜之介の全作品

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作品名著者読了時間文字数人気書き出し
LOS CAPRICHOS芥川竜之介5分以内122

笑は量的に分てば微笑哄笑の二種あり。

笑は量的に分てば微笑哄笑の二種あり。

松江印象記芥川竜之介10分以内3,133

一  松江へ来て、まず自分の心をひいたものは、この市を縦横に貫いている川の水とその川の上に架けられた多くの木造の橋とであった。

一  松江へ来て、まず自分の心をひいたものは、この市を縦横に貫いている川の水とその川の上に架けられた多くの木造の橋とであった。

Mensura Zoili芥川竜之介30分以内4,111

僕は、船のサルーンのまん中に、テーブルをへだてて、妙な男と向いあっている。

僕は、船のサルーンのまん中に、テーブルをへだてて、妙な男と向いあっている。

水の三日芥川竜之介30分以内5,094

講堂で、罹災民慰問会の開かれる日の午後。

講堂で、罹災民慰問会の開かれる日の午後。

毛利先生芥川竜之介60分以内12,457

歳晩のある暮方、自分は友人の批評家と二人で、所謂腰弁街道の、裸になった並樹の柳の下を、神田橋の方へ歩いていた。

歳晩のある暮方、自分は友人の批評家と二人で、所謂腰弁街道の、裸になった並樹の柳の下を、神田橋の方へ歩いていた。

長崎小品芥川竜之介10分以内2,715

薄暗き硝子戸棚の中。

薄暗き硝子戸棚の中。

年末の一日芥川竜之介10分以内3,014

………僕は何でも雑木の生えた、寂しい崖の上を歩いて行った。

………僕は何でも雑木の生えた、寂しい崖の上を歩いて行った。

尼提芥川竜之介10分以内2,176

舎衛城は人口の多い都である。

舎衛城は人口の多い都である。

日光小品芥川竜之介30分以内4,155

大谷川  馬返しをすぎて少し行くと大谷川の見える所へ出た。

大谷川  馬返しをすぎて少し行くと大谷川の見える所へ出た。

庭芥川竜之介30分以内5,457

上  それはこの宿の本陣に当る、中村と云ふ旧家の庭だつた。

上  それはこの宿の本陣に当る、中村と云ふ旧家の庭だつた。

野呂松人形芥川竜之介10分以内3,200

野呂松人形を使うから、見に来ないかと云う招待が突然来た。

野呂松人形を使うから、見に来ないかと云う招待が突然来た。

路上芥川竜之介1時間〜44,245

一  午砲を打つと同時に、ほとんど人影の見えなくなった大学の図書館は、三十分経つか経たない内に、もうどこの机を見ても、荒方は閲覧人で埋まってしまった。

一  午砲を打つと同時に、ほとんど人影の見えなくなった大学の図書館は、三十分経つか経たない内に、もうどこの机を見ても、荒方は閲覧人で埋まってしまった。

道祖問答芥川竜之介10分以内2,258

天王寺の別当、道命阿闍梨は、ひとりそっと床をぬけ出すと、経机の前へにじりよって、その上に乗っている法華経八の巻を灯の下に繰りひろげた。

天王寺の別当、道命阿闍梨は、ひとりそっと床をぬけ出すと、経机の前へにじりよって、その上に乗っている法華経八の巻を灯の下に繰りひろげた。

廿年後之戦争芥川竜之介30分以内4,750

一 霹靂一声 一九二六年四月二十日水曜日の朝端しなくも東京に発表せられしロイテル電報は政治社会及商業社会に少なからぬ畏懼と激動とを与へぬ 報は火曜日の夜日本領瓜哇発にて其文左の如し 今午後の事也昨朝当港に碇泊せる仏国東洋艦隊に属せる一水兵は我太平洋艦隊なる香取の一水兵と珈琲店に於て争論を引き起し其場に居合せたる日仏両国の水兵は各々其味方をなし果は双方打擲に及び剰へ其処に掲げられし御神影は微塵に

一 霹靂一声 一九二六年四月二十日水曜日の朝端しなくも東京に発表せられしロイテル電報は政治社会及商業社会に少なからぬ畏懼と激動とを与へぬ 報は火曜日の夜日本領瓜哇発にて其文左の如し 今午後の事也昨朝当港に碇泊せる仏国東洋艦隊に属せる一水兵は我太平洋艦隊なる香取の一水兵と珈琲店に於て争論を引き起し其場に居合せたる日仏両国の水兵は各々其味方をなし果は双方打擲に及び剰へ其処に掲げられし御神影は微塵に

葬儀記芥川竜之介30分以内4,030

離れで電話をかけて、皺くちゃになったフロックの袖を気にしながら、玄関へ来ると、誰もいない。

離れで電話をかけて、皺くちゃになったフロックの袖を気にしながら、玄関へ来ると、誰もいない。

素描三題芥川竜之介10分以内2,485

一 お宗さん  お宗さんは髪の毛の薄いためにどこへも縁づかない覚悟をしてゐた。

一 お宗さん  お宗さんは髪の毛の薄いためにどこへも縁づかない覚悟をしてゐた。

出帆芥川竜之介10分以内2,514

成瀬君  君に別れてから、もう一月の余になる。

成瀬君  君に別れてから、もう一月の余になる。

樗牛の事芥川竜之介10分以内3,504

一  中学の三年の時だった。

一  中学の三年の時だった。

忠義芥川竜之介60分以内13,314

一 前島林右衛門  板倉修理は、病後の疲労が稍恢復すると同時に、はげしい神経衰弱に襲われた。

一 前島林右衛門  板倉修理は、病後の疲労が稍恢復すると同時に、はげしい神経衰弱に襲われた。

山鴫芥川竜之介30分以内8,013

千八百八十年五月何日かの日暮れ方である。

千八百八十年五月何日かの日暮れ方である。

世之助の話芥川竜之介30分以内6,554

上 友だち 処でね、一つ承りたい事があるんだが。

上 友だち 処でね、一つ承りたい事があるんだが。

百合芥川竜之介30分以内4,497

良平はある雑誌社に校正の朱筆を握っている。

良平はある雑誌社に校正の朱筆を握っている。

続芭蕉雑記芥川竜之介5分以内1,958

一 人  僕は芭蕉の漢語にも新しい命を吹き込んだと書いてゐる。

一 人  僕は芭蕉の漢語にも新しい命を吹き込んだと書いてゐる。

続文芸的な、余りに文芸的な芥川竜之介10分以内3,549

一 「死者生者」 「文章倶楽部」が大正時代の作品中、諸家の記憶に残つたものを尋ねた時、僕も返事をしようと思つてゐるうちについその機会を失つてしまつた。

一 「死者生者」 「文章倶楽部」が大正時代の作品中、諸家の記憶に残つたものを尋ねた時、僕も返事をしようと思つてゐるうちについその機会を失つてしまつた。

三つの窓芥川竜之介30分以内6,906

1 鼠  一等戦闘艦××の横須賀軍港へはいったのは六月にはいったばかりだった。

1 鼠  一等戦闘艦××の横須賀軍港へはいったのは六月にはいったばかりだった。

悠々荘芥川竜之介5分以内1,786

十月のある午後、僕等三人は話し合いながら、松の中の小みちを歩いていた。

十月のある午後、僕等三人は話し合いながら、松の中の小みちを歩いていた。

霜夜芥川竜之介5分以内606

霜夜の記憶の一つ。

霜夜の記憶の一つ。

竜村平蔵氏の芸術芥川竜之介5分以内1,346

現代はせち辛い世の中である。

現代はせち辛い世の中である。

横須賀小景芥川竜之介5分以内529

カフエ  僕は或カフエの隅に半熟の卵を食べてゐた。

カフエ  僕は或カフエの隅に半熟の卵を食べてゐた。

発句私見芥川竜之介5分以内1,524

一 十七音  発句は十七音を原則としてゐる。

一 十七音  発句は十七音を原則としてゐる。

塵労芥川竜之介5分以内557

或春の午後であつた。

或春の午後であつた。

都会で芥川竜之介5分以内1,059

一  風に靡いたマツチの炎ほど無気味にも美しい青いろはない。

一  風に靡いたマツチの炎ほど無気味にも美しい青いろはない。

春の夜は芥川竜之介5分以内1,172

一  僕はコンクリイトの建物の並んだ丸の内の裏通りを歩いてゐた。

一  僕はコンクリイトの建物の並んだ丸の内の裏通りを歩いてゐた。

東洋の秋芥川竜之介5分以内1,407

おれは日比谷公園を歩いてゐた。

おれは日比谷公園を歩いてゐた。

田端日記芥川竜之介30分以内4,475

〔八月〕二十七日  朝床の中でぐずついていたら、六時になった。

〔八月〕二十七日  朝床の中でぐずついていたら、六時になった。

骨董羹芥川竜之介30分以内11,218

別乾坤  Judith Gautier が詩中の支那は、支那にして又支那にあらず。

別乾坤  Judith Gautier が詩中の支那は、支那にして又支那にあらず。

点心芥川竜之介30分以内7,614

御降り  今日は御降りである。

御降り  今日は御降りである。

野人生計事芥川竜之介30分以内4,114

一 清閑 「乱山堆裡結茅蘆 已共紅塵跡漸疎  莫問野人生計事 窓前流水枕前書」  とは少時漢詩なるものを作らせられた時度たびお手本の役をつとめた李九齢の七絶である。

一 清閑 「乱山堆裡結茅蘆 已共紅塵跡漸疎  莫問野人生計事 窓前流水枕前書」  とは少時漢詩なるものを作らせられた時度たびお手本の役をつとめた李九齢の七絶である。

続野人生計事芥川竜之介60分以内12,272

一 放屁  アンドレエフに百姓が鼻糞をほじる描写がある。

一 放屁  アンドレエフに百姓が鼻糞をほじる描写がある。

続澄江堂雑記芥川竜之介5分以内1,938

一 夏目先生の書  僕にも時々夏目先生の書を鑑定してくれろと言ふ人がある。

一 夏目先生の書  僕にも時々夏目先生の書を鑑定してくれろと言ふ人がある。

はつきりした形をとる為めに芥川竜之介5分以内1,133

中村さん。

中村さん。

俳画展覧会を観て芥川竜之介5分以内986

俳画展覧会へ行つて見たら、先づ下村為山さんの半折が、皆うまいので驚いた。

俳画展覧会へ行つて見たら、先づ下村為山さんの半折が、皆うまいので驚いた。

入社の辞芥川竜之介5分以内1,344

予は過去二年間、海軍機関学校で英語を教へた。

予は過去二年間、海軍機関学校で英語を教へた。

一つの作が出来上るまで芥川竜之介5分以内1,711

或る一つの作品を書かうと思つて、それが色々の径路を辿つてから出来上がる場合と、直ぐ初めの計画通りに書き上がる場合とがある。

或る一つの作品を書かうと思つて、それが色々の径路を辿つてから出来上がる場合と、直ぐ初めの計画通りに書き上がる場合とがある。

世の中と女芥川竜之介5分以内1,077

今の世の中は、男の作つた制度や習慣が支配してゐるから、男女に依つては非常に不公平な点がある。

今の世の中は、男の作つた制度や習慣が支配してゐるから、男女に依つては非常に不公平な点がある。

近頃の幽霊芥川竜之介10分以内2,741

西洋の幽霊――西洋と云つても英米だけだが、その英米の小説に出て来る、近頃の幽霊の話でも少ししませう。

西洋の幽霊――西洋と云つても英米だけだが、その英米の小説に出て来る、近頃の幽霊の話でも少ししませう。

八宝飯芥川竜之介10分以内2,779

石敢当  今東光君は好学の美少年、「文芸春秋」二月号に桂川中良の桂林漫録を引き、大いに古琉球風物詩集の著者、佐藤惣之助君の無学を嗤ふ。

石敢当  今東光君は好学の美少年、「文芸春秋」二月号に桂川中良の桂林漫録を引き、大いに古琉球風物詩集の著者、佐藤惣之助君の無学を嗤ふ。

蒐書芥川竜之介5分以内811

元来僕は何ごとにも執着の乏しい性質である。

元来僕は何ごとにも執着の乏しい性質である。

わが俳諧修業芥川竜之介5分以内859

小学校時代。

小学校時代。

田端人芥川竜之介5分以内1,773

この度は田端の人々を書かん。

この度は田端の人々を書かん。