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正岡子規の全作品

青空文庫で公開されている正岡子規の全作品を、おすすめ人気順で表示しています。

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作品名著者読了時間人気
正岡子規
30分以内
○こう生きて居たからとて面白い事もないから、ちょっと死んで来られるなら一年間位地獄漫遊と出かけて、一周忌の祭の真中へヒョコと帰って来て地獄土産の演説なぞは甚だしゃれてる訳だが、しかし死にッきりの引導渡されッきりでは余り有難くないね。
刺客蚊公之墓碑銘正岡子規
5分以内
田舎の蚊々、汝(なんじ)竹藪の奥に生れて、その親も知らず、昼は雪隠にひそみて伏兵となり、夜は臥床をくぐりて刺客となる、咄(とつ)汝の一身は総てこれ罪なり、人の血を吸ふは殺生罪なり、蚊帳の穴をくぐるは偸盗罪なり、耳のほとりにむらがりて、雷声をなすは妄語罪なり、酒の香をしたふて酔ふことを知らざるは、飲酒罪なり、汝五逆の罪を犯してなほ生を人界にぬすむは、そもそも何の心ぞ、あくまで血にふくれて、腹のさくるは自業自得なり、子をさして母をこまらせ親を苦しめて子をなかせたる罪の、今忽(たちま)ち報ひ来...
正岡子規
5分以内
○一つ橋外の学校の寄宿舎に居る時に、明日は三角術の試験だというので、ノートを広げてサイン、アルファ、タン、スィータスィータと読んで居るけれど少しも分らぬ。
権助の恋正岡子規
5分以内
夜半にふと眼をさますと縁側の処でガサガサガタと音がするから、飼犬のブチが眠られないで箱の中で騒いで居るのであろうと思うて見たが、どうもそうでない。
正岡子規
5分以内
○旅はなさけ、恥はかきずて、宿屋に著きて先づ飯盛女の品定め、水臭き味噌汁すすりながら、ここに遊君はありやといへば、ござりまする、片田舎とて侮り給はば思はぬ不覚を取り給ふべし、などいふ、今の世の中に旅といふもの可愛い子にはさせまじき者なり。
正岡子規
5分以内
○昔から名高い恋はいくらもあるがわれは就中八百屋お七の恋に同情を表するのだ。
雲の日記正岡子規
5分以内
明治卅一年十二月十五日朝晴れて障子を開く。
日光の紅葉正岡子規
5分以内
春の花は見るが野暮なり、秋の紅葉は見ぬが野暮なりと独り諺をこしらへて其言ひわけに今年は日光の紅葉狩にと思ひ付きぬ。
俳諧大要正岡子規
1時間〜
ここに花山といへる盲目の俳士あり。
俳句の初歩正岡子規
30分以内
客あり。
俳句上の京と江戸正岡子規
30分以内
京都から『種ふくべ』という俳諧の雑誌を出すから、私にも何か一つ書けとの事でございました。
古池の句の弁正岡子規
60分以内
客あり。
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