銭形平次捕物控022 名馬罪あり
野村胡堂
『銭形平次捕物控』は青空文庫で公開されている野村胡堂の中編作品。14,000文字で、おおよそ60分以内で読むことができます。
| 文字数 | 60分以内 14,000文字 |
| 人気 | 1,149PV |
| 書き出し書出 | 一 「おっと、待った」 「親分、そいつはいけねえ、先刻――待ったなしで行こうぜ――と言ったのは、親分の方じゃありませんか」 「言ったよ、待ったなしと言ったに相違ないが、そこを切られちゃ、この大石がみんな死ぬじゃないか。親分子分の間柄だ、そんな因業なことを言わずに、ちょいとこの石を待ってくれ」 「驚いたなア、どうも。捕物にかけちゃ、江戸開府以来の名人と言われた親分だが、碁を打たしちゃ、からだらしが |
| 初出 | 「オール讀物」文藝春秋社、1933(昭和8)年10月号 |
| 底本 | 銭形平次捕物控(七)平次女難 |
| 表記 | 新字新仮名 |
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