60分以内で読める島崎藤村の中編作品

青空文庫で公開されている島崎藤村の作品の中で、おおよその読了目安時間が「60分以内」の中編作品を、おすすめ人気順で表示しています。

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作品名	著者	読了時間	文字数	書き出し
夜明け前	島崎藤村	60分以内	13,225	第八章「もう半蔵も王滝から帰りそうなものだぞ。
第八章「もう半蔵も王滝から帰りそうなものだぞ。
食堂	島崎藤村	60分以内	17,367	お三輪が東京の方にいる伜（せがれ）の新七からの便りを受取って、浦和の町からちょっと上京しようと思い立つ頃は、震災後満一年にあたる九月一日がまためぐって来た頃であった。
お三輪が東京の方にいる伜（せがれ）の新七からの便りを受取って、浦和の町からちょっと上京しようと思い立つ頃は、震災後満一年にあたる九月一日がまためぐって来た頃であった。
船	島崎藤村	60分以内	14,649	船島崎藤村山本さん――支那（しな）の方に居る友人の間には、調戯（からかい）半分に、しかし悪い意味で無く「頭の禿（は）げた坊ちゃん」として知られていた――この人は帰朝して間もなく郷里（くに）から妹が上京するという手紙を受取ったので、神田（かんだ）の旅舎（やどや）で待受けていた。
船島崎藤村山本さん――支那（しな）の方に居る友人の間には、調戯（からかい）半分に、しかし悪い意味で無く「頭の禿（は）げた坊ちゃん」として知られていた――この人は帰朝して間もなく郷里（くに）から妹が上京するという手紙を受取ったので、神田（かんだ）の旅舎（やどや）で待受けていた。
分配	島崎藤村	60分以内	19,051	四人もある私の子供の中で、亡くなった母さんを覚えているものは一人もない。
四人もある私の子供の中で、亡くなった母さんを覚えているものは一人もない。
伊豆の旅	島崎藤村	60分以内	13,104	汽車は大仁へ着いた。
汽車は大仁へ着いた。
出発	島崎藤村	60分以内	20,098	時計屋へ直しに遣つてあつた八角形の柱時計が復た部屋の柱の上に掛つて、元のやうに音がし出した。
時計屋へ直しに遣つてあつた八角形の柱時計が復た部屋の柱の上に掛つて、元のやうに音がし出した。