30分以内で読める薄田泣菫の短編作品

青空文庫で公開されている薄田泣菫の作品の中で、おおよその読了目安時間が「30分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。

1-7件 / 全7件

作品名	著者	読了時間	文字数	書き出し
利休と遠州	薄田泣菫	30分以内	6,518	むかし、堺衆の一人に某といふ数寄者がありました。
むかし、堺衆の一人に某といふ数寄者がありました。
小壺狩	薄田泣菫	30分以内	10,605	彦山村から槻（つき）の木へ抜ける薬師峠の山路に沿うて、古ぼけた一軒茶屋が立つてゐます。
彦山村から槻（つき）の木へ抜ける薬師峠の山路に沿うて、古ぼけた一軒茶屋が立つてゐます。
詩集の後に	薄田泣菫	30分以内	9,768	私が第一詩集暮笛集を出版したのは、明治三十二年でしたが、初めて自分の作品を世間に公表しましたのは、確か明治二十九年か三十年の春で、丁酉文社から出してゐた『新著月刊』といふ文藝雜誌に投稿したのだつたと思ひます。
私が第一詩集暮笛集を出版したのは、明治三十二年でしたが、初めて自分の作品を世間に公表しましたのは、確か明治二十九年か三十年の春で、丁酉文社から出してゐた『新著月刊』といふ文藝雜誌に投稿したのだつたと思ひます。
茶話	薄田泣菫	30分以内	4,976	堪忍といふ事９・苦楽むかし、ある物識りが、明盲の男を戒めて、すべて広い世間の交際は、自分の一量見をがむしやらに立てようとしてはいけない、相身互ひの世の中だから、何事にも、「堪忍」の二字を忘れてはならぬと話したことがありました。
堪忍といふ事９・苦楽むかし、ある物識りが、明盲の男を戒めて、すべて広い世間の交際は、自分の一量見をがむしやらに立てようとしてはいけない、相身互ひの世の中だから、何事にも、「堪忍」の二字を忘れてはならぬと話したことがありました。
茶話	薄田泣菫	30分以内	4,456	慈善家５・女性男といふものは、郵便切手を一枚買ふのにも、同じ事なら美しい女から買ひたがるものなのだ。
慈善家５・女性男といふものは、郵便切手を一枚買ふのにも、同じ事なら美しい女から買ひたがるものなのだ。
茶話	薄田泣菫	30分以内	6,462	帽子＊＊＊１・５サンデー毎日若い英文学者のＮ氏は、神戸のある高等専門学校で語学の教師をつとめてゐた。
帽子＊＊＊１・５サンデー毎日若い英文学者のＮ氏は、神戸のある高等専門学校で語学の教師をつとめてゐた。
恋妻であり敵であった	薄田泣菫	30分以内	4,202	中央公論の二月号と三月号とに、文壇諸家の交友録が載つてゐました。
中央公論の二月号と三月号とに、文壇諸家の交友録が載つてゐました。