60分以内で読める清水紫琴の中編作品
青空文庫で公開されている清水紫琴の作品の中で、おおよその読了目安時間が「60分以内」の中編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
1-4件 / 全4件
作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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移民学園 | 清水紫琴 | 60分以内 | |
上身は錦繍に包まれて、玉殿の奥深くといふ際にこそあらね。 | |||
葛のうら葉 | 清水紫琴 | 60分以内 | |
その上憎きもかの人、恋しきもかの人なりけり。 | |||
心の鬼 | 清水紫琴 | 60分以内 | |
上五百機立てて綾錦、織りてはおろす西陣の糸屋町といふに、親の代より仲買商手広く営みて、富有の名遠近にかくれなき近江屋といふがあり。 | |||
当世二人娘 | 清水紫琴 | 60分以内 | |
その女学校これはこれはの顔ばかりと、人の悪口にいひつるは十幾年の昔にて、今は貴妃小町の色あるも、納言式部の才なくてはと、色あるも色なきも学びの庭へ通ふなる、実に有難の御世なれや、心利きたる殿原は女学校の門に斥候を放ちて、偵察怠りなきもあり、己れ自ら名のり出て、遠からむものは音にも聞け、近くは寄りて眼にも見よと、さすがにいひは放たねど、学識の高きを金縁の眼鏡にも示し、流行に後れぬ心意気を、洋服の仕立襟飾りの色にも見せて、我と思はむ姫あらばと、心に喚はりたまふもありとかや。 |
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