青空文庫の児童文学全作品
青空文庫で公開されているすべての著者の児童文学全作品を、おすすめ人気順で表示しています。
作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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青空文庫で公開されているすべての著者の児童文学全作品を、おすすめ人気順で表示しています。
作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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章魚の足 | 夢野久作 | 5分以内 | |
凧(たこ)屋の店にいろいろ並んでいる凧の中で、達磨と章魚とが喧嘩をはじめました。 | |||
ドン | 夢野久作 | 5分以内 | |
たいそうあたたかくなりました。 | |||
梅のにおい | 夢野久作 | 5分以内 | |
一匹の斑猫が人間の真似をして梅の木にのぼって花を嗅いでみました。 | |||
鉛筆のシン | 夢野久作 | 5分以内 | |
子供が鉛筆を削っているとあまり無茶に削るので何べんでもシンが折れました。 | |||
お金とピストル | 夢野久作 | 5分以内 | |
泥棒がケチンボの家へ入ってピストルを見せて、お金を出せと言いました。 | |||
がちゃがちゃ | 夢野久作 | 5分以内 | |
草の中で虫が寄り合って相談を始めました。 | |||
鷹とひらめ | 夢野久作 | 5分以内 | |
ひらめが海を泳いでいますと、鷹が飛んで来て掴もうとしましたが、水が深いので掴めません。 | |||
狸と与太郎 | 夢野久作 | 5分以内 | |
与太郎は毎日隣村へ遊びに行って、まだ日の暮れぬうちに森を通って帰って来ました。 | |||
電信柱と黒雲 | 夢野久作 | 5分以内 | |
電信柱が寒い風にあたってピーピーと泣いておりました。 | |||
人形と狼 | 夢野久作 | 5分以内 | |
お腹の空いた狼が野道を歩いて来ますと、遠くに一人の赤ん坊が寝ているのを見つけました。 | |||
二つの鞄 | 夢野久作 | 5分以内 | |
小さな鞄と大きな鞄と二つ店に並んでおりました。 | |||
二人の男と荷車曳き | 夢野久作 | 5分以内 | |
昔ある処に力の強い、何でも上手の男が二人おりました。 | |||
森の神 | 夢野久作 | 5分以内 | |
森の神様が砂原を旅する人々のために木や竹を生やして、真青に茂りました。 | |||
約束 | 夢野久作 | 5分以内 | |
「ある人が橋の下で友達に会う約束をして待っていた。 | |||
ツクツク法師 | 夢野久作 | 10分以内 | |
むかしあるところに一人の欲ばりの坊さんがおりました。 | |||
蚤と蚊 | 夢野久作 | 5分以内 | |
夏の暑い日になまけものがひるねをしておりますと、蚤と蚊が代る代るやって来て刺したり食いついたりしました。 | |||
蛇と蛙 | 夢野久作 | 5分以内 | |
冬になると蛇も蛙も何もたべなくなって土の中へもぐってしまいます。 | |||
ペンとインキ | 夢野久作 | 5分以内 | |
ペン先がインキにこう言いました。 | |||
あのときの王子くん | アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ | 1時間〜 | |
〈星から出るのに、その子はわたり鳥をつかったんだとおもう。 | |||
母の話 | アナトール・フランス | 30分以内 | |
前がきアナトール・フランスは本名をアナトール・チボーといい、フランスでも第一流の文学者であります。 | |||
懐中時計 | 夢野久作 | 5分以内 | |
懐中時計が箪笥の向う側へ落ちて一人でチクタクと動いておりました。 | |||
山のコドモ | 岡本かの子 | 5分以内 | |
ヤマキチハヤマオクノキコリノコデアリマシタ。 | |||
くまと車掌 | 木内高音 | 30分以内 | |
わたしは尋常科の四年を卒業するまで、北海道におりました。 | |||
水菓子屋の要吉 | 木内高音 | 30分以内 | |
要吉は、東京の山の手にある、ある盛り場の水菓子屋の小僧さんです。 | |||
清造と沼 | 宮島資夫 | 30分以内 | |
清造はその朝になって、やっとにぎやかな町に出ました。 | |||
鬼退治 | 下村千秋 | 30分以内 | |
頭は少々馬鹿でも、腕っぷしさえ強ければ人の頭に立っていばっていられるような昔の時代であった。 | |||
神様の布団 | 下村千秋 | 30分以内 | |
むかし、鳥取のある町に、新しく小さな一軒の宿屋が出来ました。 | |||
曲馬団の「トッテンカン」 | 下村千秋 | 60分以内 | |
いちばん先に、赤いトルコ帽をかむった一寸法師がよちよち歩いて来ます。 | |||
とんまの六兵衛 | 下村千秋 | 30分以内 | |
昔、ある村に重吉と六兵衛という二人の少年が住んでいました。 | |||
水晶の栓 | モーリス・ルブラン | 1時間〜 | |
※(もが)一※(もが)夜襲名にし負うアンジアン湖畔の夜半。 | |||
黄金機会 | 若松賤子 | 60分以内 | |
上私は二十になつた今日までの生涯にこれぞといつて人さまにお話し申す大事件もなく、父母の膝下に穏やかな年月を送つて参り升たが、併し子供心に刻みつけられて一生忘れられまいと思ふことが二ツ三ツ有り升。 | |||
鼻で鱒を釣つた話(実事) | 若松賤子 | 10分以内 | |
みなさん、魚はどういふものを食べたがるか、御承知ですか?。 | |||
秋空晴れて | 吉田甲子太郎 | 30分以内 | |
「まったくでござんす、親方。 | |||
負けない少年 | 吉田甲子太郎 | 30分以内 | |
北アメリカ大陸の北はずれ、北極海にのぞんだアラスカのお話です。 | |||
沙漠の歌 | 国枝史郎 | 30分以内 | |
「……勿論あなたの有仰る通り学問の力は偉大です。 | |||
少年探偵呉田博士と与一 | 平林初之輔 | 30分以内 | |
第一夜「お父さん、今日は何か変わったことがあったかい?」「また、六つになる子供がさらわれちゃったよ。 | |||
墓地の殺人 | 小酒井不木 | 1時間〜 | |
第一回皆さん、これから申しあげる探偵談は、少年科学探偵塚原俊夫君が、自分でもいちばん骨を折った事件の一つだと申しているほど、面倒な殺人事件であります。 | |||
塵埃は語る | 小酒井不木 | 60分以内 | |
誘拐今年の夏は近年にない暑さが続きましたが、九月半ばになると、さすがに秋風が立ちはじめて、朝夕はうすら寒いくらいの気候となりました。 | |||
白痴の知恵 | 小酒井不木 | 60分以内 | |
魚釣り塚原俊夫君が、魚釣りを好むことは、これまでまだ一度も皆さんに紹介しませんでしたが、俊夫君は、かつて動物学を修めたとき、ことに魚類の解剖と生理とに興味を持ちまして、それと同時に魚釣りも大好きになったのであります。 | |||
玉振時計の秘密 | 小酒井不木 | 30分以内 | |
これまで塚原俊夫君の取り扱った事件の中には、ずいぶん複雑なものもありましたし、また、きわめて簡単なものもありました。 | |||
頭蓋骨の秘密 | 小酒井不木 | 30分以内 | |
山中の骸骨実験室の前の庭にある桐の若葉が、ようやく出そろった五月なかばのある朝。 | |||
自殺か他殺か | 小酒井不木 | 30分以内 | |
「兄さん、こう暑くては、まったく頭がぼんやりするねえ」少年科学探偵塚原俊夫君は、ある日の午後、実験室で、顕微鏡を見ていた顔をあげて私に言いました。 | |||
『少年科学探偵』序 | 小酒井不木 | 5分以内 | |
本書に収めた六編の探偵小説は、雑誌『子供の科学』に連載されたもので、尋常五六年生から中学二三年生までくらいの少年諸君の読み物として書いたのであります。 | |||
紫外線 | 小酒井不木 | 60分以内 | |
水銀石英灯読者諸君は、塚原俊夫君の取り扱った「紅色ダイヤ」事件というのを記憶していてくださるだろうと思います。 | |||
現場の写真 | 小酒井不木 | 30分以内 | |
その年の春はいつまでも寒さが続いたので、塚原俊夫君は、私に向かって、また大地震でも起こらねばよいがなどと、時々私を気味悪がらせておりました。 | |||
海島冒険奇譚 海底軍艦 | 吉井幸蔵 | 5分以内 | |
方今宇内の列國爭ふて海軍海事の發達に汲々たるは何ぞや、他なし、制海の權を握りて、國家の威福を伸張せんとするにあり、思ふに帝國は世界無二の海國なり、國威を宣揚し、國益を増進せんと欲せば、宜しく海上の權力を收め、海運の發達を計り、貿易の興隆を勉めざる可からず、而して、此目的を達するの道、國民の海事思想を奬勵するより急なるはなし、頃日、押川氏一書を著し題して海底軍艦と云ふ、其着想奇逸にして、結構また雄偉、閲讀の際、自ら海事思想を養ひ、憂國の精神を皷舞するに足るものあり、余深く其發刊を喜び、一言を... | |||
竹取物語 | 和田万吉 | 30分以内 | |
むかし、いつの頃でありましたか、竹取りの翁といふ人がありました。 | |||
今昔物語 | 和田万吉 | 5分以内 | |
むかし、式部大輔大江匡衡といふ人がありました。 | |||
ユメノリヨカウ | 岡本帰一 | 10分以内 | |
オニンギヤウノメリーサント、ウサギノピヨンコサント、イヌノジヨンクント、クマノトムクントヘイタイノジムクント、ソレニキユーピーサント、ミンナデソウダンシテタローサントハルコサンニワタシタチモリヨカウニツレテイッテクダサイトオネダリヲシマシタ。 | |||
赤い旗 | 槙本楠郎 | 30分以内 | |
プロレタリアの少年少女へ貧しい子供たちよ。 |