電車停留場
豊島与志雄
『電車停留場』は青空文庫で公開されている豊島与志雄の中編作品。16,323文字で、おおよそ60分以内で読むことができます。
文字数 | 60分以内 16,323文字 |
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書き出し書出 | 七月の中旬、午後からの曇り空が、降るともなく晴れるともなく、そのまま薄らいで干乾びてゆき、軽い風がぱったりと止んで、いやに蒸し暑い晩の、九時頃のことだった。 |
初出 | 「女性」1923(大正12)年10月 |
底本 | 豊島与志雄著作集 第二巻(小説Ⅱ) |
表記 | 新字新仮名 |
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