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半七捕物帳09 春の雪解

岡本綺堂

『半七捕物帳』は青空文庫で公開されている岡本綺堂の中編作品。15,414文字で、おおよそ60分以内で読むことができます。
文字数
60分以内
15,414文字
人気
1,356PV
書出

一 「あなたはお芝居が好きだから、河内山の狂言を御存知でしょう。三千歳の花魁が入谷の寮へ出養生をしていると、そこへ直侍が忍んで来る。あの清元の外題はなんと云いましたっけね。そう、忍逢春雪解。わたくしはあの狂言を看るたんびに、いつも思い出すことがあるんですよ」と、半七老人はつづけて話した。

初出
底本「時代推理小説 半七捕物帳(一)」
表記
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