遠望
萩原朔太郎
『遠望』は青空文庫で公開されている萩原朔太郎の短編作品。150文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
文字数 | 5分以内 150文字 |
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書き出し書出 | さばかり悲しみたまふとや、わが長く叫べること、煉瓦の門に入りしこと、路上に草をかみしこと、なべてその日を忘れえず、いはむや君が來し方を指さし、かの遠望をしたたむる、あはれ、あはれ、わが古き街の午後の風見よ。 |
初出 | |
底本 | 萩原朔太郎全集 第三卷 |
表記 | 旧字旧仮名 |
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