早春
萩原朔太郎
『早春』は青空文庫で公開されている萩原朔太郎の短編作品。156文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
文字数 | 5分以内 156文字 |
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書き出し書出 | なたねなの花は川邊にさけど遠望の雪午後の日に消えやらず寂しく麥の芽をふみて高き煉瓦の下を行くひとり路上に坐りつつ怒りに燃えこの故郷をのがれいでむと土に小石を投げあつる監獄署裏の林より鶫ひねもす鳴き鳴けり(滯郷哀語篇より)。 |
初出 | |
底本 | 萩原朔太郎全集 第三卷 |
表記 | 旧字旧仮名 |
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