暮春詠嘆調
萩原朔太郎
『暮春詠嘆調』は青空文庫で公開されている萩原朔太郎の短編作品。164文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
文字数 | 5分以内 164文字 |
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書き出し書出 | ×年ひさしくなりぬればすべてのことを忘れはてたりむざんなる哉かばかりのもよほしにさへ涙も今はみなもとをば忘れたり×人目を忍びて何處に行かん感ずれば我が身も老いたりさんさんと柳の葉は落ち來る駒下駄の鼻緒の上に落日は白くつめたし。 |
初出 | |
底本 | 萩原朔太郎全集 第三卷 |
表記 | 旧字旧仮名 |
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