断調
萩原朔太郎
『断調』は青空文庫で公開されている萩原朔太郎の短編作品。474文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
文字数 | 5分以内 474文字 |
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書き出し書出 | △寒水春なれば小椿おちて山吹の黄をもつ流その流背戸を走れるいまやせたり、木がらしの行方もしらにさはさはと音する枯草のひびき寂寞の影をやどせば敗れ岩ところどころに冬を行くいささ小川の悲しげなりや。 |
初出 | |
底本 | 萩原朔太郎全集 第三卷 |
表記 | 旧字旧仮名 |
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