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ゆく雲

樋口一葉

『ゆく雲』は青空文庫で公開されている樋口一葉の短編作品。9,354文字で、おおよそ30分以内で読むことができます。
文字数
30分以内
9,354文字
人気
636PV
書出

記者曰、一葉女史樋口夏子の君は明治五年をもて東京に生まれ、久しく中島歌子女史を師として今尚歌文を學ばる※傍、武藏野、都の花、文學界等の諸雜誌に新作小説多く見えぬ、 (上) 酒折の宮、山梨の岡、鹽山、裂石、さし手の名も都人の耳に聞きなれぬは、小佛さゝ子の難處を越して猿橋のながれに眩めき、鶴瀬、駒飼見るほどの里もなきに、勝沼の町とても東京にての塲末ぞかし、甲府は流石に大厦高樓、躑躅が崎の城跡な

初出「太陽 第壱卷第五號」博文館、1895(明治28)年5月5日
底本太陽 第壱卷第五號
表記
旧字旧仮名
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