浮世絵画家の肉筆――花は霞を透してひとしおの風情があるもの――
上村松園
『浮世絵画家の肉筆』は青空文庫で公開されている上村松園の短編作品。2,012文字で、おおよそ10分以内で読むことができます。
文字数 | 10分以内 2,012文字 |
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書き出し書出 | 浮世絵画家の肉筆というものは、錦絵とはちがった別の味わいがあるものですが、こんど蒐集陳列されたものは、屏風、掛物、巻、画帖など種々な形のものがあって、しかも何しろ二百点ばかりもあったろうと思いますから、こういう展覧会としても、なかなか見ごたえのあるものでした。 |
初出 | 「大毎美術 第十一巻第十二号」1932(昭和7)年12月 |
底本 | 青眉抄・青眉抄拾遺 |
表記 | 新字新仮名 |
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