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夏の夜の音

正岡子規

『夏の夜の音』は青空文庫で公開されている正岡子規の短編作品。1,666文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
文字数
5分以内
1,666文字
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書出

時は明治卅二年七月十二日夜、処は上根岸の某邸の構内の最も奥の家、八畳の間の真中に病の牀を設けて南側の障子明け放せば上野おろしは闇の庭を吹いて枕辺の灯火を揺かす。

初出
底本日本の名随筆25 音
表記
新字旧仮名
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