千葉海岸の詩
原民喜
『千葉海岸の詩』は青空文庫で公開されている原民喜の短編作品。461文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
| 文字数 | 5分以内 461文字 |
| 人気 | 367PV |
| 書き出し書出 | a 我れ生存に行き暮れて 足どり鈍くたたずめど 満ち足らひたる人のごと 海を眺めて語るなり b あはれそのかみののぞき眼鏡に 東京の海のあさき色を 今千葉に来て憶ひ出すかと 幼き日の記憶熱をもて妻に語りぬ c ここに来て空気のにほひを感じる うつとりと時間をかへりみるのだ ひなげしの花は咲き 麦の穂に潮風が吹く d 青空に照りかがやく樹がある かがやく緑に心かがやく 海の近いし |
| 初出 | |
| 底本 | 原民喜全詩集 |
| 表記 |
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