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釘抜藤吉捕物覚書07 怪談抜地獄

林不忘

『釘抜藤吉捕物覚書』は青空文庫で公開されている林不忘の中編作品。16,212文字で、おおよそ60分以内で読むことができます。
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60分以内
16,212文字
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書出

一  近江屋の隠居が自慢たらたらで腕を揮った腰の曲がった蝦の跳ねている海老床の障子に、春は四月の麗かな陽が旱魃つづきの塵埃を見せて、焙烙のように燃えさかっている午さがりのことだった。

初出「探偵文藝」1925(大正14)年5月
底本一人三人全集Ⅰ時代捕物釘抜藤吉捕物覚書
表記
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