10分以内で読める小島烏水の短編作品
青空文庫で公開されている小島烏水の作品の中で、おおよその読了目安時間が「10分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
1-2件 / 全2件
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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| 亡びゆく森 | 小島烏水 | 10分以内 | |
伊勢山から西戸部の高地一帯(久保山を含んで)にかけて、昔は、可なりに深い森林があつたらうと思はれる、その俤の割合に保存されてるのは、今私の住居してゐる山王山附近である、もとよりこれぞといふ目ぼしい樹木もなく、武蔵野や相模原に、多く見るやうな雑木林で、やはり楢が一番多く、栗も樫もたまには交つてゐる。 | |||
| 霧の不二、月の不二 | 小島烏水 | 10分以内 | |
不二より瞰るに、眼下に飜展せられたる凸版地図の如き平原の中白面の甲府を匝ぐりて、毛ばだちたる皺の波を畳み、その波頭に鋭峻の尖りを起てたるは、是れ言ふまでもなく金峰山、駒ヶ嶽、八ヶ嶽等の大嶽にして、高度いづれも一万尺に迫り、必ずしも我不二に下らざるが如し、不二は自らその高さを意識せざる謙徳の大君なり、裾野より近く不二を仰ぐに愈よ低し、偉人と共に家庭居するものは、その那辺が大なるかを解する能はざるが如 | |||
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