倦怠に握られた男
中原中也
『倦怠に握られた男』は青空文庫で公開されている中原中也の短編作品。105文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
文字数 | 5分以内 105文字 |
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書き出し書出 | 俺は、俺の脚だけはなして脚だけ歩くのをみてゐよう――灰色の、セメント菓子を噛みながら風呂屋の多いみちをさまよへ――流しの上で、茶碗と皿は喜ぶに俺はかうまで三和土の土だ――。 |
初出 | |
底本 | 新編中原中也全集 第二巻 詩Ⅱ |
表記 | 新字旧仮名 |
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