夏の夜の博覧会は、かなしからずや
中原中也
『夏の夜の博覧会は、かなしからずや』は青空文庫で公開されている中原中也の短編作品。435文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
| 文字数 | 5分以内 435文字 |
| 人気 | 1,632PV |
| 書き出し書出 | 1 夏の夜の博覧会は、哀しからずや 雨ちよと降りて、やがてもあがりぬ 夏の夜の、博覧会は、哀しからずや 女房買物をなす間、 象の前に僕と坊やとはゐぬ、 二人蹲んでゐぬ、かなしからずや、やがて女房きぬ 三人博覧会を出でぬかなしからずや 不忍ノ池の前に立ちぬ、坊や眺めてありぬ そは坊やの見し、水の中にて最も大なるものなりき、かなしからずや、 髪毛風に吹かれつ 見てありぬ、見てありぬ、かなしから |
| 初出 | |
| 底本 | 中原中也詩集 |
| 表記 |
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