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南蛮秘話森右近丸

国枝史郎

『南蛮秘話森右近丸』は青空文庫で公開されている国枝史郎の長編作品。57,251文字で、おおよそ1時間〜で読むことができます。
文字数
1時間〜
57,251文字
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書出

1 「将軍義輝が弑された。三好長慶が殺された、松永弾正も殺された。今は下克上の世の中だ。信長が義昭を将軍に立てた。しかし間もなく追って了った。その信長も弑されるだろう。恐ろしい下克上の世の中だ……明智光秀には反骨がある。羽柴秀吉は猿智慧に過ぎない。柴田勝家は思量に乏しい。世は容易に治まるまい……武田家は間もなく亡びるだろう。波多野秀治は滅亡した。尼子勝久は自刃した。上杉景勝は兄を追った。荒木村重

初出「少女倶楽部」1927(昭和2)年4月~10月
底本国枝史郎伝奇全集 巻三
表記
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