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沖の小島

大町桂月

『沖の小島』は青空文庫で公開されている大町桂月の短編作品。2,643文字で、おおよそ10分以内で読むことができます。
文字数
10分以内
2,643文字
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書出

箱根路を我が越えくれば伊豆の海や沖の小島に浪の寄る見ゆとは、鎌倉右大臣の作として有名なるが、二所參詣の時、箱根權現を經て伊豆山權現に詣づる途中にて詠みたるものなるべし。

初出
底本桂月全集 第二卷 紀行一
表記
旧字旧仮名
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