ブンゴウサーチ

改訂御定法

山本周五郎

『改訂御定法』は青空文庫で公開されている山本周五郎の長編作品。29,921文字で、おおよそ1時間〜で読むことができます。
文字数
1時間〜
29,921文字
人気
1,499PV
書出

一 「だんだんお強くなるばかりね」 「そう思うだけさ」 「初めのころはいつも二本でしたわ」 「嫌われたくなかったんだろう」 「うまいこと仰しゃって」河本佳奈は上眼づかいに彼をにらんだ、「それならいまは嫌われてもいいんですか」 「それほどの自信もないね」と云って中所直衛は佳奈の膳を指さした、「肴がさめてしまうよ」 「お給仕をしたり喰べたり、そんなきような芸はできません、お酒が済んだらごいっしょにい

初出「文藝朝日」朝日新聞社、1962(昭和37)年12月
底本山本周五郎全集第二十九巻 おさん・あすなろう
表記
※「人気」は青空文庫の過去10年分のアクセスランキングを集計した累計アクセス数から算出しています。