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秋雨の絶間

牧野信一

『秋雨の絶間』は青空文庫で公開されている牧野信一の短編作品。3,151文字で、おおよそ10分以内で読むことができます。
文字数
10分以内
3,151文字
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書出

一降り欲しいとのぞんだ夏の小雨が、終日降り続いて、街の柳に煙つたかとみると、もうそれは秋雨と呼ばなければならない。

初出「少女 第八十一号(鳩ちやん号 九月号)」時事新報社、1919(大正8)年8月6日
底本牧野信一全集第一巻
表記
新字旧仮名
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