馬上の春
牧野信一
『馬上の春』は青空文庫で公開されている牧野信一の短編作品。2,182文字で、おおよそ10分以内で読むことができます。
文字数 | 10分以内 2,182文字 |
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書き出し書出 | 上私たちが、その村に住んでゐたころ――では、今年の正月は、いつものやうに朝から晩まで酒を飲んでは議論をしたり喧嘩をしたりしてゐても止め度がないから、「今年はひとつ――」と、私達の伊達好みの戯談好きの村長が提言しました。 |
初出 | 「大阪毎日新聞」1932(昭和7)年1月3、5日 |
底本 | 牧野信一全集第四巻 |
表記 | 新字旧仮名 |
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