ラガド大学参観記(その一挿話)

牧野信一

『ラガド大学参観記』は青空文庫で公開されている牧野信一の短編作品。9,699文字で、おおよそ30分以内で読むことができます。

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30分以内9,699文字
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書き出し

一  往来で騒いでゐる声が何うも自分を呼んでゐるらしく思はれるので私は、ペンを擱いて、手の平を耳の後ろに翳した。

初出「文藝春秋 第八巻第一号」文藝春秋社、1930(昭和5)年1月1日
底本牧野信一全集第三巻
表記
新字旧仮名