奇談クラブ〔戦後版〕11 運命の釦
野村胡堂
『奇談クラブ〔戦後版〕』は青空文庫で公開されている野村胡堂の短編作品。11,188文字で、おおよそ30分以内で読むことができます。
| 文字数 | 30分以内 11,188文字 |
| 人気 | 1,314PV |
| 書き出し書出 | プロローグ 「あらゆる偶然は可能だ、と笠森仙太郎は信じておりました。この広い宇宙の中で、大海の粟粒よりもはかない存在に過ぎない我々の地球が、他のもう一つの気紛れな粟粒なる彗星と衝突することだってあり得るだろうし、世界の人間が全部、一ぺんに気が違うことだって、あり得ないと断ずることはできない。プロバビリティの算出によれば、我々――いや私のような平凡人でも、随分運の廻り合せでは豊太閤ほどの出世ができ |
| 初出 | 「月刊読売」1947(昭和22)年8月 |
| 底本 | 野村胡堂伝奇幻想小説集成 |
| 表記 |
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