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音波の殺人

野村胡堂

『音波の殺人』は青空文庫で公開されている野村胡堂の中編作品。17,300文字で、おおよそ60分以内で読むことができます。
文字数
60分以内
17,300文字
人気
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書出

流行歌手の死夜中の十二時――電気時計の針は音もなく翌る日の最初の時を指すと、社会部長の千種十次郎は、最後の原稿を一と纏(まと)めにして、ポンと統一部の助手の机に投りました。

初出「新青年」1936(昭和11)年12月
底本野村胡堂探偵小説全集
表記
新字新仮名
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