悪魔の顔

野村胡堂

『悪魔の顔』は青空文庫で公開されている野村胡堂の中編作品。14,991文字で、おおよそ60分以内で読むことができます。

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60分以内14,991文字
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書き出し

物騒な話題 「そんな気味の悪いお話はお止しなさいませ、それより東京座のレヴィユーが大変面白いそうじゃ御座いませんか」  と話題の転換に骨を折って居るのは、主人石井馨之助氏の夫人濤子、若くて美しくて、客が好きで物惜みをしないというので、苟も此邸に出入する程の人達から、素晴らしい人気のある夫人でした。

初出「文芸倶楽部」1930(昭和5)年10月
底本野村胡堂探偵小説全集
表記
新字新仮名