銭形平次捕物控007 お珊文身調べ
野村胡堂
『銭形平次捕物控』は青空文庫で公開されている野村胡堂の中編作品。12,538文字で、おおよそ60分以内で読むことができます。
| 文字数 | 60分以内 12,538文字 |
| 人気 | 1,110PV |
| 書き出し書出 | 一 「やい、ガラッ八」 「ガラッ八は人聞きが悪いなア、後生だから、八とか、八公とか言っておくんなさいな」 「つまらねエ見得を張りやがるな、側に美しい新造でも居る時は、八さんとか、八兄哥とか言ってやるよ、平常使いはガラッ八で沢山だ。贅沢を言うな」 「情けねえ綽名を取っちゃったものさね。せめて、銭形の平次親分の片腕で、小判形の八五郎とか何とか言や――」 「馬鹿野郎、人様が見て笑ってるぜ、往来で見得な |
| 初出 | 「オール讀物」文藝春秋社、1931(昭和6)年10月号 |
| 底本 | 銭形平次捕物控(八)お珊文身調べ |
| 表記 | 新字新仮名 |
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