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銭形平次捕物控106 懐ろ鏡

野村胡堂

『銭形平次捕物控』は青空文庫で公開されている野村胡堂の中編作品。14,931文字で、おおよそ60分以内で読むことができます。
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60分以内
14,931文字
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書出

「親分、面白い話があるんだが――」八五郎のガラッ八が、長い顎を撫(な)でながら入って来たのは、正月の十二日。

初出「オール讀物」文藝春秋社、1940(昭和15)年2月号
底本銭形平次捕物控(十一)懐ろ鏡
表記
新字新仮名
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