銭形平次捕物控020 朱塗りの筐

野村胡堂

『銭形平次捕物控』は青空文庫で公開されている野村胡堂の中編作品。14,680文字で、おおよそ60分以内で読むことができます。

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60分以内14,680文字
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書き出し

一 「親分、美い新造が是非逢はしてくれつて、來ましたぜ」  とガラツ八の八五郎、薄寒い縁にしやがんで、柄にもなく、お月樣の出などを眺めてゐる錢形の平次に聲を掛けました。

初出「オール讀物」文藝春秋社、1932(昭和7)年11月号
底本錢形平次捕物全集第十三卷 焔の舞
表記
旧字旧仮名