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銭形平次捕物控221 晒し場は招く

野村胡堂

『銭形平次捕物控』は青空文庫で公開されている野村胡堂の中編作品。15,382文字で、おおよそ60分以内で読むことができます。
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60分以内
15,382文字
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書出

一 「親分、日本橋の騷ぎを御存じですかえ」 「知らないよ。晒し物でもあつたのか、――相對死の片割れなんかを、ぼんやり眺めてゐるのは殺生だぜ」  平次は氣のない顏をして、自分の膝つ小僧を抱いたまゝ、縁側から初秋の淺黄色の朝空を眺めて居ります。

初出「オール讀物」文藝春秋新社、1950(昭和25)年9月号
底本錢形平次捕物全集第二十八卷 遠眼鏡の殿樣
表記
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