ブンゴウサーチ

銭形平次捕物控122 お由良の罪

野村胡堂

『銭形平次捕物控』は青空文庫で公開されている野村胡堂の中編作品。13,448文字で、おおよそ60分以内で読むことができます。
文字数
60分以内
13,448文字
人気
1,466PV
書出

一 「親分、變なことがありますよ」 「何が變なんだ。――まだ朝飯も濟まないのに、いきなり飛び込んで來て」  五月のよく晴れた朝、差當つて急ぎの御用もない錢形平次は、八五郎でも誘つて、どこかへ遊びに行かうかと言つた、太平無事なことを考へてゐる矢先、當の八五郎は少しめかし込んだ恰好で、飛び込んで來たのです。

初出「オール讀物」文藝春秋社、1941(昭和16)年6月号
底本錢形平次捕物全集第二十四卷 吹矢の紅
表記
旧字旧仮名
※「人気」は青空文庫の過去10年分のアクセスランキングを集計した累計アクセス数から算出しています。