今日02 今日
西東三鬼
『今日』は青空文庫で公開されている西東三鬼の短編作品。5,788文字で、おおよそ30分以内で読むことができます。
| 文字数 | 30分以内 5,788文字 |
| 人気 | 731PV |
| 書き出し書出 | 昭和二十三年 一二〇句 陳氏来て家去れといふクリスマス クリスマス馬小屋ありて馬が住む クリスマス藷一片を夜食とす 除夜眠れぬ仏人の猫露人の犬 猫が鶏殺すを除夜の月照らす 蝋涙の冷えゆく除夜の闇に寝る 切らざりし二十の爪と除夜眠る 朝の琴唄路に鼠が破裂して うづたかき馬糞湯気立つ朝の力 寒の夕焼雄鶏雌の上に乗る 老婆来て赤子を覗く寒の暮 木枯の真下に赤子眼を見張る 百舌鳥に顔切られて今日が始まる |
| 初出 | 「天狼」1948(昭和23)年1月~1951(昭和26)年7月 |
| 底本 | 現代日本文學大系 95 現代句集 |
| 表記 |
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