玉章
室生犀星
『玉章』は青空文庫で公開されている室生犀星の短編作品。8,842文字で、おおよそ30分以内で読むことができます。
文字数 | 30分以内 8,842文字 |
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書き出し書出 | 故郷にて保則様、十一月二十三日の御他界から百日の間、都に通じる松並木の道を毎夜参りますうちに、冬は過ぎ春がおとずれ、いまでは、もう、松の花の気はいがするようになりました。 |
初出 | 「婦人画報」1946(昭和21)年3月号 |
底本 | 犀星王朝小品集 |
表記 | 新字新仮名 |
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