ブンゴウサーチ

舌を噛み切った女またはすて姫

室生犀星

『舌を噛み切った女』は青空文庫で公開されている室生犀星の中編作品。12,819文字で、おおよそ60分以内で読むことができます。
文字数
60分以内
12,819文字
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書出

京にのぼる供は二十人くらい、虫の垂衣で蔽うた馬上の女のすがたは、遠目にも朝涼の中で清艶を極めたものであった。

初出「新潮」1956(昭和31)年1月号
底本犀星王朝小品集
表記
新字新仮名
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