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行乞記11 大田から下関

種田山頭火

『行乞記』は青空文庫で公開されている種田山頭火の短編作品。8,473文字で、おおよそ30分以内で読むことができます。
文字数
30分以内
8,473文字
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書出

八月廿八日星晴れの空はうつくしかつた、朝露の道がすが/\しい、歩いてゐるうちに六時のサイレンが鳴つた、庵に放つたらかしい(マヽ)おいた樹明君はどうしたか知ら!駄菓子のお婆さんが、よびとめて駄菓子を下さつた。

初出
底本山頭火全集 第五巻
表記
新字旧仮名
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