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途上

谷崎潤一郎

『途上』は青空文庫で公開されている谷崎潤一郎の中編作品。16,843文字で、おおよそ60分以内で読むことができます。
文字数
60分以内
16,843文字
人気
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書出

東京T・M株式会社員法学士湯河勝太郎が、十二月も押し詰まった或(あ)る日の夕暮の五時頃に、金杉橋の電車通りを新橋の方へぶらぶら散歩している時であった。

初出「改造」1920(大正9)年1月
底本文豪の探偵小説
表記
新字新仮名
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