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猫と庄造と二人のおんな

谷崎潤一郎

『猫と庄造と二人のおんな』は青空文庫で公開されている谷崎潤一郎の長編作品。68,710文字で、おおよそ1時間〜で読むことができます。
文字数
1時間〜
68,710文字
人気
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書出

福子さんどうぞゆるして下さいこの手紙雪ちゃんの名借りましたけどほんとうは雪ちゃんではありません、そう云うたら無論貴女は私が誰だかお分りになったでしょうね、いえいえ貴女はこの手紙の封切って開けたしゅん間「さてはあの女か」ともうちゃんと気がおつきになるでしょう、そしてきっと腹立てて、まあ失礼な、………友達の名前無断で使って、私に手紙よこすとは何と云う厚かましい人と、お思いになるでしょう、でも福子さん察

初出「改造 新年号 第十八巻第一号」1936(昭和11)年1月1日<br>「改造 七月特大号 第十八巻第七号」1936(昭和11)年7月1日
底本猫と庄造と二人のおんな
表記
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